夢日記 1

☆1991年...こんな夢を見た
(私は浪人生で大学の受験勉強をしながら
「東京アニメーター学院」のイラストレーション課に通ってました。)
ちなみに、夢に対するコメントは1997時のものです。

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1991年1月1日

私はO市立東中学校に通っていた。
私はある女の子と付き合っていた。
彼女はとても可愛くて、そして真面目な子だった。
一方の私はとてつもなくダサい男だった。
ぶ厚いメガネをかけ、着ている服はいつもジャージという有り様だ。
 
さて、その日も私は彼女と一緒に学校から帰るところだった。
例によって私の服装は下は水色のジャージ、上はただの白いシャツというものだった。
彼女はげんなりして私を眺め、(もっとおしゃれな服着てよ)と言いたそうな目つきをしている。
私が「どんな服を着ればいいのかなあ」と言うと、彼女は「そんな服持ってるの?」と聞いた。
私は「うん。兄貴のがね・・」と答えた。私は彼女がとても好きだった。
彼女もこんなダサい私をけっこう好きでいてくれているようだった。
何日かが過ぎたある朝、私はついに決心した。
無理してはいていたダサいジャージではなく、
気に入りの黒のスリムジーンズ
をはいて学校に行ったのだ。
わたしはてっきり彼女が、じつはカッコいい男のほうが好きなのでは?と思ったのだ。
登校する道の途中で彼女に会った。彼女は私を見て驚いていた。
彼女は真面目な子で、そして頭も良かった。
私のはいているジーンズが兄のお古ではなく、私のサイズにぴったり合った私の物だと見てとると、
彼女は私をきっと睨んでそして走って行ってしまった。
私は慌てて後を追って学校に入った。

校庭ではすでに朝礼のため皆が並んでいた。私は彼女を探した。
わたしは(馬鹿なことをした。私は彼女が好きなのに。
そして彼女は真面目で、真面目な男が好きだったのだ。
だから私はわざとダサい服を着て、メガネをかけて、
真面目なふりをして彼女と付き合っていたのだ)と、そう思い出した。
私は後悔しながらも、もう偽らずに本当の自分で彼女の前に出よう、と決心していた。
彼女がいた。
私のクラスの列に並んでいた。
私はすぐさま彼女の横に行きたかったが、
並ぶのは順番なので私は一番後ろにつかなくてはならない。
校長の話が始まった。
この語の間だけはみんな立っているので、彼女の側に行っても誰も不審には思わない。
私は行きたくてウズウズしていた。彼女もちらりと私のほうを見て
私のほうに来そうな様子をしていたが、私と目が合うとまた前を向いた。
それで私は決意した。
人目なんか気にしている場合ではない。

校長の語が終わり、みんなは腰を下ろした。
私は目立つのもかまわずに一人立ち上がり、堂々と歩いて彼女の側に行った。
そして腰を下ろして彼女の横にぴったりと肩を付けた。
私は彼女に「ごめんね」と言った。
彼女はなにも言わなかったが、なんとなくにこっとしたので私はホッとした。
まだ彼女は私を好きでいてくれているようだった。

朝礼が終わった。
私が彼女に話しかけようとした時、突然バスケ部の男子と女子がいさかいを始めた。
私と彼女はそれに巻き込まれ、引き離された。
バスケ部の男女の対立はより激しくなり、ついに戦闘状態に入った。
私は彼女を守ろうと、彼女を探して側に行った。
彼女はプリンセスに、私は彼女を守る「シルバーナイト」になった。
私はどうも「シルバーナイトのカード」の絵を気に入れなかったが、
他のナイトのやつよりはマシなのでrまあいいか」と思った。


◇コメント


うーむ。・・・夢のなかでこのような疑似恋愛をする自分は異常なのだろうか、
と思っちまいますなあコレ読み返してると。
ちなみに「O市立東中学校」とは私めの母校であります。
夢のなかでは時々、昔通ってた小学校やら中学校が出てきますね。
皆さんもそういうことはないですか?
またこの夢に出てきた「彼女」は小学校の頃ちょっと好きだった女の子の顔で登場しましたが、
実際にはその子とは何もありませんでした。
不思議なのはよく考えてもその子のことは「すごく好きだった」わけでもないのに、
何故今更夢に出てくるのだろうか?ということです。
夢に出てくるものすべてが全て単なる「願望」ではない、ということなのでしょうか。
それにしても、「シルバーナイト」の「カード」って…体何なんでしょうか?
私にも分かりません。なにしろ6年前の夢ですからねえ・・
私もまだ10代の若き頃です。


1991年1月11日

私は某国の軍隊の志願兵だった。
今回のアメリカとの戦争に際しての軍議を行っていた。
私の隣の席には井出(高校の時のクラスメート)が座っていた。
それぞれ各自の登録用の書類を書かされた。
私が大体書きおえると、井出が「書き方の分からない所がある」と聞くので、教えてやった。
それから大将の話が始まった。
私は結構この大将が好きだった。隣では井出がヒマそうにまんがを読んでいた。
すると我々の直属の上官が来て怒った。
私はとりあえず静かにしたが、井出はまたまんがを読んでいた。
大将の話が終わった。
ついに私達一般兵は戦地に追いやられるのだ。
私はちょっと興奮していたが、さほど恐ろしくはなかった。
その後井出のところにおばさんの上官が来て、「優先券」を井出にあげた。
「優先券」とは、戦場で危なくなったときそれを見せれば味方のヘリに乗せてもらえる、
というものだった。初陣の者だけに配られる券だ。
わたしはおばさんの上官に「その券は1枚で一人しか乗れないんですか?」と
質問した。私も本当はその券を欲しいのだ。
「そうよ。あなたも欲しいの?」と上官は聞いたが、私は勇ましく
「いいえ。死ぬときはもう諦めますから」と答えた。
上官は「えらいわ」と言った。その後、作戦の説明を我々の直属の上官がした。
私はその上官が嫌いだった。
前の戦いでその上官は、我々一般兵のことなど何も考えないような作戦をとったのだ。
軍議が終わり、我々は宿舎に帰った。
私は眠った。

次の朝、私は目が覚めた。外へ出ると私はハっとして立ち尽くした。
私の眼前には朝もやに包まれた美しい諸島が、
きらきらと光る青い海に浮かぶすばらしい光景が広がっていた。
島々は緑に包まれ、海はさながら宝石をちりばめたような青さを誇る。
私は感動した。そして、(もうすぐここが戦火の雨にさらされるなんて信じられない)と思った。
私は朝の集合に遅れるのにもかまわず、友人のボウイを連れて島の海岸沿いを歩いた。
海岸の片に大きな地下室の入り口を見つけた。
私は中に入ってみた。ボウイもオロオロしながら私についてくる。
上りと下りの二つの階段があった。私は下りの階段を下りた。
ボウイは怖くなったのか、ドアの後ろに隠れている。私はかまわず下りようとした。
その時、下から階段を登ってくる足音がした。私はちょっと怖くなった。
コツコツと響いてくる足音。私は下りるのを止め、上に登ることにした。
しかし、少し登ると今度は上から下りてくる足音が聞こえてきた。
私はどうするかと悩んだが、えーいままよとそのまま上に登った。
しばらく行くと前にドアがあった。上からの足音が
近づいてくる。ドアが手前にガチャリと開いた。私はドキドキして見守っていた。
意外なことにドアから現れたのは、二人の若い女の子だった。
二人ともこの島に住む娘のようで、肌はよく日に焼けていた。
上半身は裸で下半身は水着を付けていた。
ほっそりした体に、かわいい胸。私は(おともだちになりたい)と思った。
彼女たち二人のうちの一人が私に尋ねた。

「地下鉄知らない?」

私が「地下鉄?この近くにあるのかい」と聞くと、彼女はうなずいた。
私は「知らないなあ」と答えた。
彼女たちは残念そうだった。
それから私は彼女たちと遊びに行くことになった。
「よし行こう。そうだ、ボウイも連れていこう」
私達がさっきの場所に行くと、ボウイはまだドアの後ろに隠れていた。
「お前もこいよ」とボウイを引っ張る私。
その時、突然上の階から中年の男が下りてきた。それを見て怯える彼女たち。
どうやら、彼女たちを捕まえに来たらしい。私達は逃げようとした。
しかし彼女たちのうちの一人が捕まってしまった。
私は仕方なくリンダ(もう一人の子)と一緒に逃げた。
私とリンダは上の階に逃げた。そこには部屋があった。
どうやらさっきの中年の部屋のようだ。
中に入るとトイレの便器があり、その横に本棚や机があった。
リンダ泣きそうになっていた。彼女たちはここから逃げ出したのだ。
私はうすうす感ずいていたが、リンダに問わずにはいられなかった。

「この部屋で何をしていたんだ?」

リンダは無言だった。
私はさらに「何をしていたんだよ?」と聞いた。
リンダは泣きそうだった。
私はリンダを好きになりはじめていたので、どうしてもそれが気になったのだ。
でももう聞くのはやめた。
その時、突然大きな爆発音がして、壁がガタガタと揺れた。
ついに戦争が始まったのだ。
爆音の響くなか私達は階段を降りた。ドアをそっと開けた。
中を覗き込むと、骨だけのダチョウほどの大きさの不気味な鳥がいた。
カタカタと鳴いている。

フラップボーンよ!怪獣たちを操る鳥よ!」


リンダが叫んだ。
フラップボーンがこちらに気づいて近づいてくる。
私は恐ろしくなってドアを閉めた。ドアの向こうでカタカタと鳴いている。
私達はこの鳥を使ってもう一人の娘を助けることを思いついた。
いつの間にか私には戦争のことなどどうでもよくなっていた。
爆撃はまだ続いている。私達は階段を上った。リンダは「怖いわ」と言った。
爆発はより激しくなり、私達のすぐ近くでも炎が上がった。私は振り向いて言った。
「大丈夫さ。誰だって死ぬんだ。あの爆発をうければあっと言う間にね」


◇コメント

はあ・・・、結構長編でしたね。
それにしても続きが気になる。二人の運命はいかに…。
最後まで見たいと思っても途中で目覚めてしまうのが夢ですが、
やはりちゃんと完結して欲しいようなものもたくさんありました。
まあ、その中でもこれは結構スジがしっかりした(夢にしては)ものですね。
多少とーとつな所もありますが、私のよく見る恐るべき混沌と無茶な展開の夢
(これから次々とそれらを紹介していくワケですが)に比べれば、
ひとつの「物語」といってさえいいものですよコレは。
本編に出てくる「フラップボーン(なんじゃコリャ?)」や「リンダ」などの固有名詞は
実際夢の中で出てきたものです。恐らく私にもちゃんと名前があったはずですが、忘れました。
夢のなかで使った言葉ほど忘れやすいものはないですから。
本当はもっといろんな場面やセリフがあったのでしょうが、これが思い出せる限界だったのです。
私がいちばん欲しいものは、頭で考えたものをまんがや小説にしてくれる機械と、
もう一つは昨晩見た夢をもう一度見ることができる「夢テレビ」です。
誰か発明してください。


1991年5月29日

私は何かの理由で3人の男に狙われ、逃走していた。
私は持っていたラジオの周波数を合わせてSOSの電波を出した。
誰かが聞いていると信じたのだ。
しかし逆にそれを奴らに探知され、こちらの場所を知られてしまった。
私は「しまった」と思い、奴らの裏をかいて高いところに逃げようとした。
だが奴らは先を読んでいて、そこで待ち伏せされた。
奴らは銃をこちらに向けた。どうやら私を殺す気ではなく、捕まえたいようだった。
私は諦めたふりをして持っていた30p定規を捨てた。奴らは池断した。
私は奴らをある場所に誘い込みワナにはめた。
そこには7つの首のヤマタのオロチが地中に潜んでいたのだ。
オロチは土から頭を出した。
私は奴らがひるんだスキに家に戻り、二階の雨戸を開けベランダに出た。
ベランダから隣の敷地を見ると、オロチの親玉のようなでかい怪物がいた。
こいつを操るには六語の呪文が必要なのだ。
私は適当にはったりの呪文を唱えながら屋根伝いに歩き、怪物に近寄った。
しかし呪文は全く効かず、怪物は私に向かってきた。
その時追手の奴らもついに私の家に人ってきた。
私は覚悟を決めて二階のベランダから飛んだ。
怪物を飛び越してラーメンまで飛んだ。

そこから私のラーメンの旅が始まった。
まずは「サッポロー番塩ラーメン」まで飛んだ。
どんぶりから落ちそうになったが、必死でしがみついた。
それから色々なラーメンの上に飛び移り、だいだい全部のラーメンを通って道に着地した。


◇コメント
ラーメンの旅、だそうそす。なんのこっちゃ。
ただ、今でも夢の中の巨大なラーメンの映像は、多少記憶にあります。
それにしても謎なのは、「相手を油断させるために30p定規を捨てた」とありますが、
相手がゆだんするほどその定規は強力な武器だったんですかね?


1991年6月8日

私は諸星あたるだった(うる星やつら)。
ジャリテンを捕まえている船頭をだましてジャリテンを奪い、そのままドリブルした(バスケ)。
だがすぐにラムに見つかり電撃をくらいふっとばされた。そのひょうしにジャリテンの病気がうつった。
私の右足からにょきにょきとクモが生えてきたのだ。ジャリテンの足からは植物が生え、
その内部ではブタが大発生して市民たちをパニックにおとしいれていた。
私は何とかこのでかいクモをとろうと、ラムと一緒に医者に行った。
診察する医者はいやな顔をして、
溶接切開で足を5pほど切り刻まなければならない」と言った。
私は「冗談じゃない!やめた」と言って出ていった。
ジャリテンの様子を見に行くと、ますますブタが増えて内部を食い尽くしていた。
私はそれを見て(クモが栄養を吸い尽くすまでは取れないのか)と思い、
とりあえず何か食おうと街に出た。


◇コメント

時々私は夢のなかでアニメやまんがのキヤラになります。
あたるになったのはこれを含めて二回ほど、
あとはコプラとかヤマトの古代とか矢吹ジョーとかですが、
しかし何といっても一番多いのがルパンです。
多分10回くらいはなったでしょう。
そのうち出てきますのでお楽しみに(?)


1991年6月18日

私はとあるビデオレンタルショップを探していた。
なんでもその店は見たビデオがそのまま現実になるという驚くべき店だそうで、
それがこのビルのどこかのフロアにあるらしいのだ。
ビルのエレベーターに乗り込むと、何故か4階のボタンだけが3つもある。
私はそのうちのどれかが店に通じているに違いないと確信した。
かたっぱしからボタンを押してみた。最初のは違った。次のは…当たった
ビデオ屋が現れた。私は店に入りさっそくビデオを見た。それは「コブラ」のビデオだった。

私はコブラ(寺沢武一原作)だった。
ドミニクと共にとある目的でこの惑星に来ていた。
海岸ぞいに出ると、奴らに操られている住民たちが大挙して襲ってきた。
仕方なく殺した。
殺しているうちに死体が集まり、「お前が殺したあー」と叫びつつ近づいてきた。
わたしはある方法を思いつき、
「ここから3度の角度だと、あそこだな」と11q離れた岬の岩の上を指さした。
ドミニクは少し驚いて、「3度があんなに・・」とつぶやいた。
私達はタートル号に戻ることにした。

私はコブラの相棒だった。
コブラは何かをじっと考えていたが、何を思いついたのか
突然タートル号から飛び出していってしまった。
私はあわてて後を追った。あたりはすっかり夜だった。
コプラは足がとても速く、すぐに見えなくなってしまった。
私は「コプラー、待ってくれー」と叫んだ。
こんな事ならタートル号で追いかけるんだった、と後悔した。
仕方ないのでその辺にあった車に乗って追いかけた。
しかし車は異常にのろく、そのうえ少し走ると止まって動かなくなった。
後ろから敵が追ってくる気配がした。私は車のなかで身を伏せた。
敵が車の前まで来た。私は(頼むから見つかるなよ)と祈った。
しかしあっさり見つかってしまった。
敵は私がコブラではないことを見抜いてなめきっているようだ。
私は仕方なく車から降りて戦うことにした。
敵は女戦士だった。
かなり強かったが何とか攻撃をかわし、倒すことに成功したのだった。

気がつくと私はもとのビデオショップにいた。
突然、「伏せろ!」という叫び声が聞こえた。
私が伏せると、そのとたん人爆発が起こった。
壁が吹き飛び、天井が崩れはじめた。


◇コメント

すごい。
何がすごいかと言うと、話自体はそう面白くもないのだが、
夢の中で私は次々と別の人間になりながら、「夢における現実」と
「夢のなかの虚構世界」を行き来しているのである。
「劇中劇」ならぬ「夢中夢」と言ってよいかはともかく、
最後にちゃんと「もとのビデオ屋」に戻るところがまたすごい。
自分がコブラになったり、その相棒になったりと大忙しだが、
このような「夢における人格移行」は私の夢では頻繁に行われます。
私は夢のなかでは、
男にも女にも悪党にも善人にも子供にも中年にも
なったことがあります(あとまんがのキャラにも)。

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