ケブネカイゼ

〜仮面の侯爵夫人〜
                      緑川 冬星 



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注) この作品には一部、性描写を含む刺激的な表現がございます。不快を感じるような方は閲覧をしないようお願いします。

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◆目次◆

イントロダクション〜サーモンド公爵への手紙
T キルティス
U オードレリン伯爵夫人
V マルガレーテ
W ケブネカイゼ
X レイナルド
Y シャルライン
Z リュプリック
[ サーモンド公爵
\ フローラ
] 最後の一日



■ケブネカイゼ あらすじ

中世のとある王国。
貴族たちの集う華やかなサロンでは、毎夜のように華々しく着飾った人々が酒を酌み交わし、恋やダンスに興じていた。
豪奢なドレスに身を包んだ貴婦人たち、身分ある伯爵夫人たちの中で、その一人の貴公子は憧れの存在だった。
キルティスという名の彼は、茶色の髪に緑の目をした美貌の貴公子だった。
彼は流麗で洒落た言葉や巧みなダンスなどで婦人たちと恋を語り、日々を楽しく過ごしていた。
最近になって、都市では大貴族を狙ったような殺人事件が頻繁になり、
人々の集まるこのサロンにおいてもそうした剣呑な噂が広まりつつあった。
そんなとき、サロンには一人の女性が現れた。
亜麻色の髪に、少々時代遅れのドレス。うつむいたような顔つきで、彼女はおずおずと広間に入ってきた。
シャルラインと名乗った彼女は、まだ年若い少女のような面影をもった女性だった。
彼女は他の婦人たちのように、優雅なダンスやおしゃべりに興じる様子もなく、ただ控えめにそこにいるのだった。
キルティスは、何故だかそんな彼女に興味を持ち、しだいに惹かれはじめる。
切なくも残酷な恋が、こうして運命とともに二人を包みはじめてゆく。



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