緑川 らあず
■騎士見習いの恋 本編へ
*注*この作品は一部性描写を含みます。不快を感じる方は閲覧しないことをお願いします。
目次
◆1◆出会い
◆2◆馬車の上で
◆3◆マリーンとの夜
◆4◆リュシアン稽古にうちこむ
◆5◆剣技会の負傷
◆6◆リュシアンの家庭教師
◆7◆秋へ…
◆8◆マリーンの婚約者
◆9◆プラタナスの木の下で
◆10◆マリーンの婚礼
■あらすじ
15歳の少年、リュシアンは、やんちゃで腕白な騎士見習い。
彼の騎士隊長のカルードは、いつも少年に手を焼かされながらもその将来を心配していた。
あるとき彼は、自分の母方である伯爵夫人の屋敷で、リュシアンに修行をさせることを提案する
屋敷で働くことになった彼は、そこで一人の女性に出会う。彼女の名はマリーン。
カルードの姉であり、自分より八つ年上のその美しい令嬢に、リュシアンは一目で恋に落ちる。
彼女はためらいながらも少年のひたむきな想いを受け入れ、二人はやがて体を重ねるようになる。
激しい恋に落ちてゆく二人。その愛の行方は絶えず揺れ動き、二人はさまざまな困難に直面してゆく。