最近のこと 2007年度
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12/28
年の瀬も差し迫った今日このごろ、たまには真面目な日記なぞ…
なんとなく考えていたことを、いささか乱暴にですがまとめてみました。
ネットやパソコン、携帯などは、本来は人類の未来に素晴らしい貢献をするはずの道具ですが、
我々人間の心の弱さもあってか、近頃とみに負の影響が目立ちます。
便利なはずの道具にいつのまにか支配され、悪しき心や薄暗い欲望を助長し、
それを内側にためこみながら、しだいに麻痺するように影響されてゆく我々…
もちろんメールやネットでしかできない関係や、ステキな友人、
素晴らしき表現手段、有益な情報力など、活用すべき良さも多いわけですから、
大切なのはちゃんと理性をもってそれらを享受すること、ですね。
CG ゲーム、テレビ 自然のままのもの(映像)が減り、綺麗に整えられたものばかりが目につく。汚れのない精巧な虚構世界。 ↓ 現実と虚構世界との境界が曖昧になる。 ↓ 実際の痛みや、恐怖ではなく、作られた感覚の方が確かに思えてしまう |
パソコン インターネット クリックするだけで自分の好きな情報をとり出せる。無駄のなさ ↓ 論理的思考のみが増して、創造性、応用性が失われる ↓ イライラ、ストレスの増加。無為な時間や相手との好意的でない接触にキレやすくなる |
メール、ブログ 好きな相手とだけ連絡がとれ、つながることができる。 自分(たち)の世界のみでの楽しみ ↓ 不要なものの排除。 近くにいる実在の人間よりも、ネットワーク内の相手に心をくだく。 ↓ 悪意すらも手軽に送信でき、匿名的な曖昧さで相手を攻撃できる→いじめ |
携帯 どこにいても好きな相手とだけ連絡がとれ、つながることができる。 ↓ 不要なものの排除。 近くにいる実在の人間よりも、離れたメル友の方に心をくだく。 ↓ 目の前の現実(人間)に触れる生活時間の減少。 親や近所の人間ですらも実像を把握できない |
日常的なストレス ↓ 家族間での役割を演じること 両親との関係不和 | 学校、会社での違和感、疎外感 満員電車など、個を冒される非人間的な空間 集団の中での自己のアンデンティティを維持する難しさ ↓ 生きることそのものの苦しみ→ |
食料偽装、振り込め詐欺、政治家の汚職など、テレビで見せられる暗い事件、ニュースの数々 ↓ 社会への不信 人間そのものへの不信 → ↓ 無気力、無関心 将来の希望の減少 ↓ 投げやりな事件 弱いものへの暴力の増加 自殺 |
テレビ、CG、メールになどへの過剰な依存、時間的、感覚的な麻痺 大人(社会)への不信 ↓ 疑うことのストレス 疑われることのストレス ↓ 疑心暗鬼、信じられるものの減少(友人、恋人すらも…) ↓ 過剰な怒り、身勝手な論理、DV、 自己抑制の欠如 or 他者との接触への恐怖、 内的な引きこもり |
6/8
気付けばもう、いつのまにやら6月に突入。
いよいよ蒸し暑くなってきましたね。
私めは先日の胃カメラ検査で、ピロリ菌がいることが発覚し、
今週頭からピロリ菌除菌のための薬を服用しています。
飲み始めた頃は、胃がゴロゴロしたり、体が熱っぽかったり、
異常に眠くなる日もあったりしましたが、今はだいぶ落ち着いて、
胃の方も良好です。もう3日ほど飲めば、ピロリどもも滅亡してくれることでしょう。
さて、
去る6/3に行われたMoonlight Gardenのライブ写真と音源などを載せてみます。
素敵な写真を撮ってくださった、もえさん、ありがとうございましたー。
そして以下が当日のセットリストです。
2007.6.3(日)
“METAL TEMPTATION 2007〜June”
Stargazers (NIGHTWISH)
Stand My Ground (WITHIN TEMPTATION)
Mother Earth (WITHIN TEMPTATION)
I’m Alive (HELLOWEEN)
The Howling(WITHIN TEMPTATION)
Dark Chest of Wonders (NIGHTWISH)
Ice Queen(WITHIN TEMPTATION)
【アンコール】
Creeping Death (METALLICA)
Voのやぎ姫の体調不良などもあり、演奏は完璧ではなかったと思いますが
温かいお客さんにも助けられつつ、無事成功いたしました。
ご来場のみなさん、そして対バンしてただいた方々に、
この場を借りてお礼申し上げますm(__)m
5/22
mixiではけっこう日記をつけていますが、こちらでは久しぶり。
ここのところ胃の調子が悪くて3年ぶりに胃カメラ飲みました。
近所にある地味な病院は、なんと世界で初めて胃カメラを発明したお医者さんの病院なんですよ。
結果は、胃と十二指腸がただれていて、なにかできていたので細胞を採取しました。
結果が出るのは6/4。たぶんなんでもないとは思いますが…(^^;)
さて、その前日の6/3は
私のやっているWITHIN TEMPTATION & NIGHTWISHコピーバンドのライブですっ!
本物のウィズインも7月に来日するし、その前祝いということで。
今回は某HELLOWEENの超名曲も女性Voバージョンでカヴァーしたりします。
他にも、オリジナルゴシックメタルバンドにメロデスバンドも出演します。
都内近郊にお住みの方はぜひぜひ見に来てくださいね。
そして気軽に私にお声をおかけください♪
4/7
暖かくなったと思ったら、また寒くなったりで、
咲いた桜もさぞ驚いていることでしょう。
さて
期待の日本産メロパワバンドがデビュー! です
LIGHTNING 「Brave heart」
4/25発売
IRON MAIDEN、GAMMA RAYなどの王道のパワーと、日本的なメロディックな聴きやすさを携えたサウンドは、
泣きのギターソロと疾走感をともなって熱くメタルしています。
実はこれ…
友人であり、アニソンバンドを一緒にやっていたIRON-Chino君のバンドなのです。
BURRN!の今月号にレビューが掲載されていましたよ。
日本の新人に厳しいB誌で79点はじつに立派!
Amazonで購入はこちら
いやー、彼が20歳の頃から知っている身としては、
こうしてCDデビューしてBURRN!に載るまでになるとは。感慨がありますな。
ちなみに今月号のBURRN!は、WITHIN TEMPTATIONの記事やMANOWARの特集、
先日のANGRA/BLIND GUARDIANの来日記事など見所も多くて買いでした。
そうそう、
そのWITHINの来日も7月に決まりそうですね。
コリャ絶対行かねば!
日本盤もそろそろ出るので、ゲットしましょうぞ!
3/24
すでにCDレビューに載せましたが
DREAM THEATERのOFFICIAL BOOTLEGが良いです!
とくに2nd「Images and Words」のデモは聴く価値あり!
ラブリエ加入前のオーディション音源や、インストのみのデモ音源なんかも楽しめます。
分かったのはやはり自分は2ndが一番好きだということ。だって、どの曲も完璧だもの。
次に好きなのはテクニカルメタルとして素晴らしい1stかな。
MAJESTY時代のデモも音が悪いけどなかなか面白かった。
あと、やはりケヴィン・ムーアのキーボードが一番好き。この陰りのある音!
“Learning To Live”のインストデモ…なんでこんなにカッコいいんだろう!?
ところで…ブックレットの英語を解読して分かったのは、
ラブリエの本名は「ケヴィン・ラブリエ」だったのですね(爆)
ジェイムスはミドルネームなんだって。
当時はケヴィン・ムーアがいたので混乱しないようにジェイムス・ラブリエにしたとか。
まあ、ケヴィン・ムーアが抜けても、今さらケヴィン・ラブリエには戻れないわな(笑)
DTのブートレグのレビューページ作りました
3/10
オランダのアコースティックプログレバンド、FLAIRCKのBOXセット「Ouvre」が届きました。
さすがにCD22枚も入っていると、ボックスケースからしてすごいボリュームだ。
超絶な演奏力と大道芸人的なパフォーマンスで、まさに「音楽のサーカス」ともいうべきこのバンド。
アルバムの方はなかなか貴重で、すべてを揃えるのは大変だっので、このセットはとても嬉しいです。
し・か・も…CD22枚で、値段は1万ちょっとなんですよ!
CD4枚分のお金で22枚も聴けてしまうなんて、まるでクラシックCDのような安さ。
自分はHMVのマルチバイで買ったので、さらに25%安かったです。
彼らのサウンドはすべてアコースティックなのですが、演奏技術がハンパでないです。
上手すぎるために音が自然すぎて、ついBGMのように聴き流してしまいますが、
よくよく聴き込めば驚愕…という。アコースティックギターとヴァイオリン、
そして(超早吹きも聴かせる)フルートの絶妙なコンビネーションにはうっとり聴き惚れます。
こんな素敵な音楽が22枚も聴ける幸せ…下手なプログレを聴くよりよっぽど癒されますな。
オフィシャルサイトの方で試聴できるようなので、気になったかたは聴いてみてください。
BOXセットの方はたぶん個数が多くないと思うので、欲しいと思ったかたはゲットしましょう!
3/4
暖かくなってきましたね。
だって、もう3月ですよ!早いなあ…
来週はVADERのライブもあるし、自分自身の新しいバンドも始まりそうな感じだし、
水晶剣伝説4話の執筆も中盤を超えたしと、いろいろ楽しみな3月です。
さて、ひな祭りだった昨日、 サイトのカウンターが20万ヒットを超えました。
ひとえにメタルとプログレへの愛から始めたこのサイトも、
こんなにたくさんの方々に見ていただけるようになって、感慨もひとしおです。
今後とも頑張ってゆきますのでよろしくー。
ところで、このごろBBSへの悪質な書き込みが多くてまいっています。
最近は毎日10件以上はありますね。 書き込んだ際のIPアドレスは分かるので、
1つ1つを削除してはアク禁にするという地道な作業をしております。
それでもなかなか減りませんがね。きいっ!
まあいい。こうなったら徹底的に戦うぞ!
相手の所有PC(もしくはネット喫茶のか)を、根こそぎアク禁にしてやる覚悟で。
普段は穏やかだが、心は戦士なんだからな!
はあはあ…
さてと、 怒りもしまったところで…CDレビウ。
ELPのワイト島ライブを聴きましたが、デビュー直後の瑞々しい演奏が素晴らしいですな。
アメリカのTEN POINT TENは美しいピアノ、キーボードが冴える高品質なシンフォサウンド。
フィンランドのGJALLARHORNの最新も聴きました。
北欧トラッドにモダンなアレンジを取り入れたバンドですが、今回も素晴らしい完成度。
日本では新世界の2ndが凄い。クリムゾンにFOCUS、ケンソーから、
はてはJ.A.シーザーまでをパロったとんでもなく楽しいアルバムです。
そして、極めつけは「魁!クロマティ高校」のサントラ2作目。
1作目も相当のプログレアルバムでしたが、
今回はなんと1979年の美狂乱デビュー前のライブ音源も収録という暴挙に(笑)
これがホントにサントラなのかよ?という。 プログレファンでまだ「クロ高」のCDを聴いていないかたはぜひ!
さあて、今夜はK1もあるし、戦士たちの戦いを見つめながらプログレを聴こうっと♪
2/17
行ってきました!
BLIND GUARDIAN/ANGRAライブ!
思えば1992年、あの伝説の「TOKYO
TALES」の公演に行って以来、ブラガーを見るのはじつに15年ぶり。
現在はレモンホールと名を変えた、かつて彼らを見た渋谷公会堂の前を通って、今日はAXだ!
実はSHIBUYA-AXでライブ見るのは初めてなんですが、2階席でもステージが近くてとても見やすかった。
1バンド目はてっきりANGRAかと思いきや、場内が暗転するとなにやら物語調の語りが…
ブラガーだあ!
「Nightfall in
Middle-Earth」からの曲で攻めて来るとは予想外。
セットリストは新作中心かと思いきや、熱かった5th以前の曲もけっこうやってくれ、
オールドファンとしては嬉しいかぎり。 15年まえにも聴いた
“Journey Through the Dark ”、“Lost in the Twilight Hall ”
には思わず時の流れを感じて感激し、“Script for My Requiem ”ではしっかりサビを歌ったぞ。
意表を突かれた“Bard's Song ”では客席が大合唱状態。そして、“Imaginations
from the Other Side ”
アンコールの“Mirror Mirror ”まで久々のブラガーを堪能しました。
アンドレ&マーカスの20年コンビのギターワークはやはり見事。
ベースを弾かなくなったハンズィは、飾り気のない黒づくめの服からして地味なんですが、
貫祿のある歌声を聴かせてくれた。これでドラムがトーメンだったら最高なんですが、
新ドラマーのプレイも後半は安定してきてよかったです。
当時20歳だった自分が、15年を経て今また同じく彼らの演奏を聴いているということがなんだか不思議でしたね。
今だに活動を続けるブラガーとメタラーを続ける自分がいたからこそ見ることができたわけで。
いやー、やはりメタルっていいもんですね。
ANGRAの方は、しょっぱなから“Carry On”で、大丈夫か?思いましたが(エドゥの喉の状態が)、
やはりワンコーラスのみ歌って、次の“Nova Era”へ突入。
それから、マトス時代の「HOLY LAND」、「FIRE WORKS」からの曲もやりましたが、
やはりエドゥは高音部がつらそうだった。当然ながらバックのメンバーは皆抜群に上手いので、
メタル的な武骨さよりは演奏に聴き入ってしまう感じですね。
しかし、キコ・ルーレイロはイケメンの上、脚が長くてしかもギターが上手いなんて…許せん(笑)
男から見るとラファエル・ビッテンコートの方がロックな雰囲気で格好いいもんね!(ひがみじゃないっ)
アンコールでは、ブラガーのハンズィが現れてエドゥとデュエットしたり、
最後のアンコールでは、メンバーが楽器持ち替えて(エドゥがギタリストになり、ラファエルが歌ったり、キコが歌ったり)と
日本での最終日という特別な夜を、メンバー自身が楽しんでいる感じでした。
こうして終わったのがすでに午後10時過ぎ。
たっぷり3時間以上楽しませていただきました。
まさにドイツとブラジルの合体した夜。
ありがとう。アングラブラガー!
1/18
ときは静かにながれてゆくんです。
すべての人の想いをのみこんで
たゆたい流れてゆくんです
忘れかけていた記憶の断片からもう二年たって
気づかぬうちに、少しずつ変わってゆくんです
忘れられない熱情も忘れかける頃があるんです
なにもかもが封印されてゆくんです
そうして流れ去ってたゆたい消えていって
過去が積み重なってときの重みが凝縮されてゆくんです
忘れえぬ苦痛なんてないんです
希望はなくなるものです
だから希望し続けるんです
それが大変疲れる困難だとしても
失われる過去の長さだけ先に見えるものを追うことをしなくては
ひらけてゆくことが失うことでもあり
輝かしい未来などは望むべくもなく
ただ心してたゆたい、また思い、告げるべく
流れゆくときの中で舵をほのかにとるのです
1/17
先日1/14に行われたライブ、METAL TEMPTATION 2007の写真を掲載します。
我がゴシックメタルバンドMoonlight Gardenは
WITHIN TEMPTATIONとNIGHTWISHを中心に演奏しました。
2回めのライブながら、ステージでの見栄えもなかなか堂に入ったものになってますね。
ドラムを叩く私。変態オカズ多数(笑)
お客さんのメタル熱気もすごくて、とても盛り上げていただきました。
当日のセットリスト
1 Dark Chest of Wonders (NIGHTWISH)
2 Wish I Had An Angel (NIGHTWISH)
3 Stand my Ground (WITHIN TEMPTATION)
4 Mother Earth (WITHIN TEMPTATION)
5 Creeping Death (METALLICA)
6 Over the Hills And Far Away (NIGHTWISH)
7 Ice Queen (WITHIN TEMPTATION)
アンコール
8 Aces High (IRON MAIDEN)
いやー、楽しかった。
対バンしていただいたANGRAやMEGADETHのコピーバンドもすごかったし、
オリジナルのゴシックメタルバンドSincerityGreenさんもすごいいい雰囲気のサウンドでした。
ご来場くださった方々、対バンのみなさん、ありがとうございましたー!
1/9
おそまきながら、
あけましておめでとうございます
今年も我がサイトとメタルとプログレをよろしくお願いします。
今年の目標は、ズバリCDの購入数を減らすこと!
なにしろ、昨年は軽く500枚を超えまして、赤貧に喘いでおりました(笑)
今年はなんとか300枚くらい抑えて(それでも一般的には途方もなく多いんでしょうが)
欲しいCDのみをなるべく吟味して、購入したいと思っています。
…しかし、すでに今年に入って手元には新たに20枚近いCDがあるのですが…(^^;)
新年の初買いも済ませて、WORLD DISQUEでは福袋もいただき、
愉快な仲間達とメタルとプログレ新年会もいたして、
さていよいよこれから2007年頑張ってゆこうかと思っております。
今年もCDレビューに小説にと己の趣味と理想を追求して精進してゆく所存。
メタルとプログレともども、よろしくお願いいたしますm(__)m
2007.1.9 緑川 とうせい