海外メタラーは日本アニメX JAPANがお好き?

海外のメタルバンドが、日本盤のボーナスにアニメソングやX JAPANの曲を入れるケースがけっこうあるので集めてみました。
*曲名にYOU TUBEのリンクが貼ってあります


◆元祖アニソンメタルカヴァーはイタリアからw

HIGHLOAD「BREATH OF ETERNITY」 ◆聖闘士星矢 “Pegasus Fantasy”
イタリアのメロディックメタルバンド、ハイロードの3rd。2003年作
シンフォニックなシンセと、メロディアスな展開力で聴かせる楽曲はいくぶん説得力を増し、
ネオクラシカルな感触とともにドラマティックなサウンドが楽しめる。そしてなんといっても、
アニメ聖闘士星矢のカヴァー“Pegasus Fantasy”の存在が本作の価値を高めている。
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HIGHLOAD「MEDUSA'S COIL」 北斗の拳 “Tough Boy ”
イタリアのメロディックメタルバンド、ハイロードの4th。2004年作
ずいぶんと垢抜けたという印象で、音にはB級臭さがなくなりつつある。ヴォーカルも交代したのか
今回はハイトーンの歌唱もなかなかいい感じだし、時々派手に弾きまくるキーボードも悪くない。
全体的にはアレンジが正統派になったというか、自然と聴き通せるレベルに来たといもいえる。
今作では北斗の拳から“タフ・ボーイ”がボーナストラック。後半のギターとかが妙にカッコいい。
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HIGHLOAD「Instant Madness」 ドラゴンボールZ “Cha-La Head-Cha-LA”
イタリアのメロディックメタルバンド、ハイロードの5th。2006年作
日本盤ボーナスはドラゴンボールZの“Cha-La Head-Cha-LA”でノリノリだ。
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HIGHLORDThe Death of The Artists」 ◆エヴァンゲリオン “残酷な天使のテーゼ”
イタリアのメロディックメタルバンド、ハイロードの6th。2009年作
どっしりとした正統派の楽曲に、キャッチーなメロディとシンセによる巧みなアレンジで聴かせる。
いくぶんプログレメタル的な質感もあり、演奏面での実力もついてきたのでDGMあたりには並んだか。
ただ、やはり…これだという決定的な曲なりメロディがないので、中の上どまりの印象はぬぐえず。
今作のアニソンはエヴァンゲリオン“残酷な天使のテーゼ”で、やはり一番盛り上がるw
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DGM「MISPLACED」 ◆北斗の拳“愛を取り戻せ”
イタリアのプログレメタルバンドDGMの5th。2004年作
楽曲はよりメロディックに、センスあるアレンジと疾走しながらもリズムが3拍子になったり、
きらびやかなキーボードの音色などにはプログレッシブなマインドがたっぷり。
キャッチーな歌メロで疾走する部分は普通のメロディックメタルだが、プログレメタルとしても楽しめる。
日本盤ボーナスにはHIGHLOADに対抗してか、北斗の拳の“愛を取り戻せ”を収録。「熱くナエてる〜」w
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*
ロシアのNEFELIMというバンドも“愛を取り戻せ”をやってます。DGMに影響受けたのか?w


◆みんな大好きエックス・ジャパン!

DRAGONLAND「STARFALL」 ◆X JAPAN“RUSTY NAIL”
スウェーデンのメロディックメタルバンド、ドラゴンランドの3rd。2004年作
序盤はミドルテンポの曲が続き、やや拍子抜けするが、後半は期待通り。
ミドル〜疾走するDのキャッチーなメロディアスさは、このバンドの持ち味だし
ゲスト女性Voの導入や、Fのサビでのシンフォニックな盛り上げなどはさすが。
日本盤ボーナスに、X JAPANの“RUSTY NAIL”を日本語でカヴァー。これがかなかカッコいい。
「涙でアキタが見えない」「赤いチクビル」など名セリフが多数w
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LORD「ASCENDENCE」 ◆X JAPAN“Silent Jealousy”
オーストラリアのメロバワバンド、ロードのアルバム。2007年作
解散したDUNGEONのVo、ロード・ティムを中心としたバンドで、それを受け継ぐ正統派のメロディックメタル。
スピーティな疾走曲から、キャッチーなハードロック曲など、なかなか魅力的でバラエティ豊かな力作。
日本盤ボーナスにはX JAPANの名曲“Silent Jealousy”を収録。イントロのピアノまでやっていてほぼ完コピ。
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*ちなみにアメリカのメロスピバンド、Cellador歌なしで“Silent Jealousy”をカヴァーしてますね。

SHAMAN「Origns」 ◆X JAPAN “紅 Kurenai”
ブラジルのメロディックメタルバンド、シャーマンの2010年作
史上最初のシャーマンの故郷とされるシベリアを舞台にしたコンセプト作。のっけからANGRAばりの疾走曲が炸裂、
マトスがいたころのような民族色は薄まっているが、厚みのあるシンフォニックなアレンジで聴かせつつ、
モダンなサウンドの随所に素朴な叙情的パートを配したり、プログレッシブな香りとコンセプチュアルなドラマ性を感じさせる。
「Holy Land」の頃のANGRAに近い感触もあり、前作以上の力作に仕上がっている。
日本盤ボーナスには、X JAPANの“紅”のカヴァーを収録。日本語もなかなか頑張っています。
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DAMNATION ANGELS「Bringer Of Light」◆X JAPAN“紅”
イギリスのシンフォニックメタル、ダムネーション・エンジェルスの2013年作
女性鍵盤奏者を含む5人編成で、オーケストラルなアレンジと適度な疾走感も入った壮麗なシンフォニックメタル。
ヴォーカルの歌うメロディはキャッチーなので、全体的に重厚さよりはメロディックな感触で聴き通せる。
KAMELOTやSERENITYなどにも通じるドラマティックで質の高いセンスを感じさせる力作だ。
日本盤のボーナストラックはX JAPANの名曲「紅」のカヴァーを収録。シンフォニックなアレンジでよいですね♪
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*ちなみに日本の摩天楼オペラX“紅”をカヴァーしていますね

AUVERNIATowards Eternity ◆X JAPAN“Blue Blood”
アルゼンチンのモダンメタルバンド、アウベルニアのアルバム。2008年作
メタルコア的なスピーディーなヘヴィさと、テクニカルな展開力、モダンなシンセアレンジなどが合わさった、
新世代型のメタル。DRAGONFORCE以降のメロスピ質感とともに、激しくも整合感で聴かせるサウンドは、
日本のBLOOD STAIN CHILDあたりを思わせるような雰囲気もあり、いかにも若者受けする作風。
ボーナスにはX JAPANの“Blue Blood”、Queenの“The Show Must Go On”のカヴァーを収録。
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ANOREXIA NERVOSA「Redemption Process」◆X JAPAN “I'll Kill You”
フランスのシンフォニックブラックメタルバンド、アノレクシア・ネルヴォサの4th。2004年作
美しいシンセをバックに荘厳に疾走、質の高さで聴かせるシンフォブラックサウンド。
日本盤ボーナスにはX JAPANの“I'll Kill You”のブラックメタルカヴァーを収録。
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◆ラウドネスにZIGGYとは、通ですな♪

HAMMERFALL「Masterpieces」
◆LOUDNESS “Crazy Nights”
スウェーデンのメタルバンド、ハンマーフォールの2008年作
WARLORD、STORMWITCH、PRETTY MAIDS、HELLOWEEN、RAINBOW、ACCEPT、JUDAS PRIEST
CHASTAIN、YNGWIE J. MALMSTEEN、KISS、LOUDNESS、RIOT、SKID ROW、EUROPE他のカヴァーアルバム。
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DRAGONFORCE 「Reaching into Infinity」◆ZIGGY “GLORIA”
イギリスのメロディックメタル、ドラゴンフォースの2017年作
キャッチーなメロディを乗せて疾走しまくりの、メロスピキング!
今回は、驚きのZIGGY「GLORIA」のカヴァー。ジギーが普通にメロスピ化してますね。
そして、ギターソロが何故か「TOKYO CITY NIGHT」に。笑
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*この他にも海外のメタルバンドが日本の曲をカヴァーしているのをご存じでしたら、情報よろしくお願いします♪

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