最近のこと 2023年度 緑川とうせいの日記
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12/31

毎年恒例のつれづれ日記
今年も気づけばもう年の瀬。ようやくコロナ禍から解放されたと思っても、世界を見れば混沌とした争いは終息する気配は見えず。
ウクライナとロシアの戦いも、ますます泥沼化しており、イスラエルとパレスチナ、ガザ…ハマスとの戦い、そしてテロや虐殺は激しくなるばかり。
前者は、隣国間の侵略であり、独裁者による独善的な侵攻。後者は、民族的、宗教的な対立を含んだ、歴史的な問題が絡んでいる。
とくに、ユダヤ人に関しては、国を滅ぼされて、さまよう民となり、さらにはナチスによる迫害も受けたという、暗黒の過去があり、
ようやくイスラエルという国を建国したが、そこにはエルサレムという3つの宗教にとっての聖地があり、もとから波乱含み。
案の定の中東戦争勃発によるイスラエルの領土拡大で、もともといたパレスチナ人を追い出す形になり、今度はパスレチナ難民を産むことになった。
かつては共存していた民族が、互いに国を奪い、奪われた、憎しみの感情に包まれることになったという。この根深い歴史を抜きにして、根本的な問題は解決しない。

私は、イギリスのロック、とくにプログレッシブロックを愛していて、いつも優雅に鑑賞しているのだが、
この、イスラエル、パレスチナ問題の大きな要因が、イギリスの二枚舌外交にあったことを思うと、どこかいたたまれぬ気持ちにもなる。
アラブ人には独立を、ユダヤ人には国家建設を約束するという、まさに二股詐欺というべきか。
英雄視されるアラビアのロレンスが、自らはそれに苦悩しながらも、アラブ人たちの信頼を得て、スパイ工作をしていたことも、
結局は、国土や民族、宗教といった大きな問題に、第三国が関わるとろくなことにはならないのだという、その歴史の証明であろう。

ハマスのテロリズムは、残虐非道だが、イスラエルの都市への爆撃も無慈悲で、
罪のない多くの市民たち、子供たちが犠牲になり、かれらの泣き叫び、無残に傷ついた姿を、画面越しに見る我々は、悲しみと無力感にさいなまれるのみだ。
スマホやネットワークが発達した現在では、こうした世界で起こる戦乱の一端が、生々しい映像や音声と共に、拡散されるという点で、
われわれはかつてよりも、世界の情勢に敏感となっている。それでいて、ないもできないというもどかしさと、映像から伝わる傷みの悲しみに、
日々、どこかで心を痛めている。知らないより、知る方がいい、もちろんそうではあるが、悲しみと傷みの絵を受け取る一方で、
それらに慣れてしまい、ふと無頓着になる瞬間はないだろうか。どこかで見たような映像、爆撃音、それら動画の画面越しに広がる映像から、
あるとき痛みを感じなくなるとしたら、あるいはそれをフェイクだという疑いを持たねばならないとしたら。
我々は、そういうときを生きているのである。

作られた映像はこれからも増えるだろうし、あるいは作られた事実も、増えてゆくのかもしれない。
ただ、そこにある真実をなんとか見抜き、その真実を感じ取れる繊細さと、胆力と、ある程度の知識と認識力、それを忘れずに、
我々は、真実に心を痛め続け、フェイクをひとつずつ追放してゆかねばならない。来年からは、そういう日々が始まるのだなと思っている。

さて、今年は個人的にも忙しかったです。
まずは、Julien Concasserとしてアルバムが発売されました。CDはこちらで買えますのぜひ♪
なにしろ6バンドもやっているから、毎月のリハの数も4〜6回、毎月ライブが1〜2回あるので、
リハやライブをこなすだけで、季節が変わってゆくという。いやー、充実したバンドライフで御座いました。
11月からはパーソンズのコピバンも始めたので、現在7バンドですよ。右手の腱鞘炎が悪化しないように。笑
すでに、来年、というか、来週の1/7日にはエックス、1/21日にはZIGGY、2月にはジュリアンでライブが決まっております。
バンドのお仲間さんたち、来年もよろしくお願いいたします。

スポーツでは、なんといってもWBCサムライジャパンの世界一。大谷Vsトラウトのラストシーンは語り継がれる名場面ですな。
プロ野球では、阪神の38年ぶりの日本一で盛り上がり、メジャーでは大谷のホームラン王とMVP、
ラグビーのワールドカップに、Jリーグでは神戸の初優勝、ボクシング井上の2階級4団体制覇の偉業など、盛りだくさんでした。

一方では、ミュージャンの訃報も多かった。シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さん、YMOの高橋宏之さん、坂本龍一さん、谷村新司さん、
とくに、BUCK-TICKの櫻井敦司さん、X-JAPANのHEATHさんなどは、50代の若さで…。涙
音楽を愛する者のはしくれとして、ご冥福をお祈りします。
1/7(日)六本木のX-ROCKSライブはHEATHに捧げるか。詳しくはこちら
https://toseimidorikawa.raindrop.jp/band3.htm

さて来年も、世界のメタルとプログレを聴きながら、世界の国々に想いを馳せようと思います。
なにかできることはあるかと考えるとき、私に出来るのは世界の芸術を愛し、応援すること。
ちなみにウクライナのプログレは今年のベスト10に入ってますよ!
https://toseimidorikawa.raindrop.jp/best.htm

来年もどうぞよろしく



11/27
Julien Concasser浦和ナルシス、ライブ無事終了しました!


なんと、あのhide with Spread BeaverのDIEさんが見に来てくれた♪

ウチのベースのBenさんと同級生というご縁で、来てくれたんだけど、居酒屋で色々お話させていただいて、hideとの出会いの話や、一緒に活動していたドラムのJOEさん、西田竜一さんのことなど、大変貴重なお話も聞けて嬉しかったです。


バンドの演奏やステージングのことなども、さすがプロというアドバイスをいただきました。それを参考にまた頑張りたいと思います。



10/15
Welcome To The kyo-house Vol.133 目黒ライブステーション
無事終了しました!

ご来場のみなさん、対バンのみなさん、主催の京子さん、ありがとうございました!

ボンテージなおねえさんが踊るモトリーバンドや、女性ヴォーカルが素敵なアンセム、素晴らしいギタープレイのゲイリー・ムーア、それにオリジナルの方々と、濃密なロックイベントでした。
我々KOOL LIPSは、このメンバーでの初ライブでしたが、ZIGGYらしい楽しいノリをお見せできたかと思います。



9/24
Julien Concasser・吉祥寺クレッシェンドライブ無事終了しました♪
ご来場の方々、配信でご覧くださった皆様、ありがとうございました。


今回は激しいデスコア系バンドさんや、大ベテランのARESZさん、ハロウィン・ヴァリウスみたいな王道メロパワのCRIMZON FLAREさんなど、濃密なメタルイベントとなりました。

クレッシェンドさんは、生音の迫力はもちろん動画の音も鮮明で、演奏しがいがありますね。さらなる向上を目指したいと思いました♪



JCの次回ライブは11/26(日)浦和ナルシスです
その前に、ZIGGYコピバン、KOOL LIPSのライブが、10/14(土)目黒ライブステーションでありますので、こちらもよろしくです!



9/19
NONVE-LA 9.18目黒ライステ・ライヴ無事終了しました。


いやー、ノヴェラのドラムは大変でした。変拍子にリズムチェンジに、フィルの多さなど、自分の演奏レベルではギリギリというか、ちょいダメというか、当然ながらミスったところも多かったんですが、なんとか完奏することはできました。


このバンド自体、実現するかどうか分からないものだったので、こうしてライブまでこぎつけたことは奇跡に近いですし、素晴らしきメンバーと、関係者さまの尽力のたまものと言ってよいでしょう。
そして、イベントを企画してくださった京子さまはじめ、対バンさま、ご来場のみなさんもありがとうございました。
次回があったら、もっと軽妙なドラムが叩けるよう精進したいと思います。次はレディー・トゥ・ファンタジーとかやりたいな♪



9/17
ノヴェラ「フロム・ザ・ミスティック・ワールド」

久々にLPを引っ張りだした。
このライブアルバムと出会ったのはいつだったろう。たぶんプログレ聴き始めて2年目くらいの1992年くらいだったか。
当然ながらノヴェラはすでに解散していて、自分のジャパニーズプログレ体験は、ジェラルドやテルズ・シンフォニアは活動していたのでライブに行けたものの、アウター・リミッツやページェント、ヴィエナやミスター・シリウスなどは見ることはできず(アウター〜はのちに復活ライブで観られたが)、ノヴェラ自体もライブを観たのはずっとあとで復活したときであった。

「フロム・ザ・ミスティック・ワールド」はCD化されていたが、当時は大変希少で、LPを探してようやく入手したのであった。
じつのところ、ノヴェラのアルバムに関しては、「サンクチュアリ」から入って、「魅惑劇」も聴いたものの、そこまで気に入ることはなかった。ただ、このライブアルバムに針を落としてからは、自分のノヴェラ像が一変したのであった。そのダイナミックな演奏、スタジオ以上にパワフルなアンジーの歌声、きらびやかなキーボード、そして若き西田竜一の凄まじいドラムに圧倒された。

自分自身も、そのころバンドをやっていたので、今まで聴いてきたロックやメタルの中でも、これほど軽やかでフィルのセンスがよく、ハイハットなどの金物が心地よく鳴っているドラムというのは衝撃であった。1984年中野サンプラザ公演というと、もう39年も前なんですな。
その後、CDで再発されて何度となく聴きこんだ。そのたびにドラムの凄さに発見があり、リズムが際立って心地よく、いまもなお、このライブでの西田さんのドラムプレイは自分の永遠の憧れとなっている。
そしていよいよ、自分自身でノヴェラのライブをやる時が来た。あの西田さんのプレイには到底およばないが、リズムの突っ込みとタメの絶妙なバランスというのは、なんとかマネし続けているつもりだ。ミスはするかもしれないが、あのライブアルバムに封じ込められたロマンの香りだけは、なんとか再現したいと思っている。

NOVELAコピバン、NONVE-LAのライブはいよいよ明日!
2023/9/18(月祝)目黒ライブステーション
https://livestation.co.jp/date/2023/09
我々の出番は2バンドめ、19時過ぎくらい。対バンは、サバス、テラ・ローザ、BABYMETALという濃密なラインナップ。配信もあるのでみんなで見てね♪



8/14
Julien Concasser、浦和ナルシスのライブ無事終了しました。

ご来場のみなさまありがとうございました!

対バンさんは個人アーティストばかりだったけど、みなさん独自の世界観があって面白かったです。
今回も演奏中ドラムの真横から写真撮ってもらいました♪


■Julien Concasser /2023.8.13 セットリスト
1.Seekin the brightness
2.Murder conviction
3.The day of reckonig
4.カルマ
5. Fake the faith
AC. STARDIST

アルバム「The Day Of Reckoning」はサブスクでも販売開始。こちらから
CDはAmazonで購入できます♪


次回ライブは9/23吉祥寺クレッシェンドです。詳しくはこちら
その前に、8/20御徒町でZIGGYコピバン、9/18に目黒ライブステーションでNOVELAコピバンもやるよ!


7/9
昨日の吉祥寺クレッシェンドのライブご来場ありがとうございました。
素晴らしいバンドさんたちばかりで大変刺激を受けました。

ドラムの真横から写真撮ってもらったのは初めてなので、少し照れました。笑




■Julien Concasser /2023.7.8 セットリスト
1.ソドムの炎
2.RAGNAROCK
3.Murder conviction
4.The day of reckonig
5.STARDIST
6.Fake the faith

アルバム「The Day Of Reckoning」はサブスクでも販売開始。こちらから
CDはAmazonで購入できます♪



恰好いいハードロックのL.O.S.K.Aさん、美女ヴォーカルにパワフルな女性ドラムのALICETOPIAさん、
ファンタジーなコスプレ・フォークメタルのJADE FOREST COMPANYさん、
そしてキャリア30年近いという濃密かつパワフルなARESZさんと、
対バンさまたちの演奏も素晴らしく、自分もさらなる精進をしようと思いました。


Julien Concasser 次回ライブは8/13(日)浦和ナルシスです。
その前に、ZIGGYバンドのライブが7/23(日)御徒町JAM SESSIONでありますので、こちらもぜひ♪



6/18
X-ROCKSライブ、6.17錦糸町リバース無事終了しました。

対バンさんが体調不良でキャンセルになったり、不測の事態もへてなんとかライブできたことを嬉しく思います。
ご来場のみなさん、対バンさま、主催のひらちゃん、ありがとうございました。

メイクに1時間以上かけ、髪立てたまま電車に乗って帰るメンバーへも愛を込めて。
帰り際に道を通りかかった車の窓からお子さんが食い入るようにこちらを見ていたあの目を忘れません。



5/22
Julien Concasser レコ発ライブ 5.21 錦糸町rebirth
ご来場のみなさん、ありがとうございました。若干のトラブルはありつつ無事乗り切れました。


◆セットリスト
1.RAGNAROCK
2.Murder conviction
3.Again
4.アイリス
5.The day of reckonig
6.Pedphilia
7.Fake the faith

アルバム「The Day Of Reckoning」はサブスクでも販売開始。こちらから
CDはAmazonで購入できます♪

次回は7/8 吉祥寺クレッシェンドでお会いしましょう! 詳細はこちら



4/24
KOOL LIPS 両国サンライズ 4/22ライブ無事に終わりました!



今回は直前のギタリスト脱退により、急遽参加してくれたギターのBanに感謝です!
一緒に盛り上げてくれた対バンさま、主催のおっさんバンドさま、そしてご来場の皆さま、ありがとうございました!

5月からは、新たなギタリストを迎えて、KOOL LIPSは変わらぬZIGGY愛とともに頑張ってゆきますので、どうぞよろしくお願いします♪

■KOOL LIPS 2023.4.22 セットリスト
1.Sing my Song
2.I'm Gettin' Blue
3.HOW
4.TOKYO CITY NIGHT
5.蒼ざめた夜
6.Don't Stop Believing
7.I'm Just A Rock'n Roller
8.GLORIA



3/26
昨日はリハのあと、千鳥ヶ淵へ桜を見に行きました。
それまで降っていた雨もやんで、ライトアップされた幻想的な夜桜の美しさを堪能しました。


北の丸公園の上からと、ぐるりと歩いて千鳥ヶ淵の通りへ。


そこまで混雑もしておらず、ゆっくりと名所の桜を楽しめて最高でした♪






3/3
闇の皇帝が六本木に舞い降りた!
夕暮れになるにつれ、空はどんよりと妖しく翳り、風も強くなりと…まさにブラックメタル日和。
六本木はメタルとは無縁の町なのでほぼ行くこともなく、じつに何十年ぶりか。なにせJR新宿駅から大江戸線まではけっこう遠く、延々と下ってゆくのですね。
会場は六本木ヒルズ近く、EX THEATER。初めて来ました。開場時間はとうに過ぎていたので、Tシャツなどのグッズはずいぶんなくなっていて、目当ての物は買えず。涙
気を取り直してハイボールを片手に座席へ。今回は、優雅に2階の指定席での鑑賞。わりとゆったりしていて座り心地も良かったです。隣には仕事帰りのサラリーマンらしき姿が。おそらく、90年代初頭のブラックメタルブームをリアルタイムで過ごしてきた同世代だろう。エンペラーのデビュー作は1994年だから、もう30年も前なのだな。歳をとるわけだ。
さほど待たずして会場が暗転。今回は前座もなく、のっけから皇帝の登場だ!


遠めからでも分かる、仙人めいた長髪のサモスに、短髪のダンディなイーサーン。今回はステージを俯瞰で見られるので、タリムのドラムプレイがじっくり楽しめて良かったです。
2nd「Anthems To The Welkin At Dusk」からの名曲「The Loss And Curse Of Reverence」「With Strength I Burn」「Ye Entrancemperium」や、1st「In The Nightside Eclipse」からの「Into The Infinity Of Thoughts」「Cosmic Keys To My Creations And Times」「I Am The Black Wizards」「Into The Infinity Of Thoughts」など、聴きたかったナンバーはほぼ演奏してくれ、あっという間の1時間半でした。


前回、2019年のO-EASTのスタンディングだと、低音がうるさすぎて肝心の流麗なツインギターのメロディがあまり聞こえなかったのだが、今回は2階席ということもあってか、音がデカすぎずわりとバランスが良かったです。ブラックメタルなのにメロディが美しく、どの曲をやってるか一発で分かるというのがエンペラーの素晴らしさね。
かつては、サモスの放火犯罪歴などで、来日すらできなかったかれらだが、これで3回も観られましたよ。イーサーン先生は確か僕と同い年なんだよね。絶叫ヴォーカルの迫力は少しなくなったけど、ジェントルに歌う部分での渋みは素敵でした。
美しくも激しいブラックメタルの芸術。闇の皇帝のサウンドに浸った夜でした。



1/6
地元の氷川神社へ初詣に行ってきました。


須佐之男さまに世界の平和と、日本の少子化問題をお願いしてまいりました。


今年は例年になく、稲荷神社内の本殿が見られたり、須佐のお子さんたちの宗像神社や、氷川神社発祥の水源である蛇の池、奥方の稲田姫のご両親を祀った門客人神社などにも参拝客が並んでいて、みなさんディープに須佐ファミリーをお参りするようになられたなと、感心いたしました。
我が日の本に幸多からんことを。



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