最近のこと 2011年度
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12/31


姪っこや知人の合格祈願もかねて地元の神社へ初詣にゆき、
まあまあ平穏に始まったかと思ったこの2011年…
しかし、それがまさかこれほどのの激動の一年になろうとは。

まず1月は、サッカー日本代表のアジアカップ優勝!
李忠成のあの劇的なボレーシュートはすごかった。
大活躍の長友は名門インテルへ移籍と、嬉しいニュースが続きました。

2月なるとニュージーランドで大きな地震が起こり、日本人28人も犠牲になりました。
被害を受けたクライストチャーチの映像を見ながら、大変な災害に日本にいる我々も心を痛めましたが、
それは決して他人事ではなかったのですね。

3月6日には、自分のやっているメタルバンドのライブをやりました。
いま思うとすごいタイミングですよね。もし次の週だったらと思うと…

そしてあの日、3月11日、
地震が起こったときは自分は外にいて、もちろん大きな地震だとは思いましたが、
まさか東北ではあれほどの惨事になっていようとは、そのときは思ってもいませんでした。
結局、終日電車は動かず、朝になるまで店店を移動しながら、歩いたりまた休んだりという感じで、
人々であふれかえる駅の光景や、朝になっても動かない山手線に、唐突に訪れた非日常を感じたのでした。
ともかく、こういうときに思うのは、大切な人間を守りたいという、ただそれだけなんですね。

かろうじて入れたカラオケボックスのテレビで、東北地方の津波の被害の様子を…
水に飲み込まれた町や、大規模火災などのショッキングな映像を目にし、
画面に次々に流れるテロップ情報の、その信じがたいまでの被害の大きさに半ば呆然となっていました。
しかし、翌日になり、さらに数日がたつにつれ、
続く余震の恐ろしさ以上に、福島では深刻な状況が起こりつつあることが判明。
それが、未曽有の原発事故になろうとは、当初は想像もできませんでした。

その後の電力不足による計画停電なるものを、初めて体験しました。
いままで当たり前に思えていたこと、それらは多くの人々やシステムに支えられていたのだということ、
我々はきらびやかに浪費してきた電力をこれほど原発というものに頼っていたのだということを、
信号機の消えた交差点や、灯のつかない夜の闇の中で、まざまざと知らされました。

それでも、4月になれば桜はちゃんと咲くのでした。
O宮公園や、新宿御苑、千鳥ヶ淵の桜を見に行き、満開の桜を眺めて
生きていることの喜びと、少しでも希望的であって欲しい未来へ思いを馳せました。

一時は電力不足で心配された4月のライブもなんとかできました。
ウチのバンドのリーダーは実際に被災地にボランティアにもゆき、その魂の歌声を会場に響かせました。
祖母が亡くなったのは5月でした。脳梗塞で倒れてからもうずっと長いこと意識がなく、
地震のときも病院のベッドでしたから、たぶん怖い思いはしなかったかな。

6月19日には秋葉原で盛大なメタルセッションを行いましたし、
翌週はSwallowTail、EARLY CROSSといった知り合いバンドと一緒にライブもできました。
7月は、なでしこジャパンのワールドカップ決勝を徹夜で応援しました。
そして奇跡の同点〜PK戦での勝利。あれは興奮した。
なでしこ世界一のニュースは、今年最高の嬉しいニュースとなりましたね。

8月は連日の猛暑にぐったり。
毎日の電力供給率をニュースやネットでチェックしながら、
なるべく節電に務めつつ、エアコンの温度設定を28〜29度にして頑張りました。
しかし、原発の事故のあと、シーベルトやらベクレルやら、いままで知らなかった言葉…
セシウムやらヨウ素やらといった言葉があちこちで飛び交い、ときにそれらに過剰に反応したり、
ときに無用に怯えたりと、それらが我々の日常にいつのまにか忍び込んでしまっている、
そのことこそが、この事故の重大さを示しているのだと、あらためてそう思われます。
あの震災以来、生と死について、そして人々のつながりや絆というもの、
電気に頼る現代社会のあり方、放射能の恐ろしさ、安全とはなんなのか、
それらについてを、当たり前ながらより深く考えるようになったような気がします。

世界的なニュースとしては、リビアのカダフィ政権が崩壊したり、
ノルウェーでは77人が犠牲となる銃乱射テロが起こったり、
9月にはタイの大洪水で日本の企業も打撃を受け、
10月はトルコ東部で大地震…今年は本当に大きな地震が多かった。

10月には再び友人と箱根へゆきました。毎年の恒例行事。
震災直後の3月は閑散としていた温泉街にもずいぶんと人が戻ってきていましたね。
我々はそうして日常を取り戻してゆかなくてはならない。忘れてはいけない出来事を記憶に刻みつつ。

12月にはジャーマンメタルセッション、そして先日のメタルDJと、
年末もいろいろなイベントがあり、なかなか充実していました。掃除できなかった…

そうそう、最近変わったことといえば、
起きてからペパーミントティーを飲む習慣がついたことと、
毎日マントラ呼吸をして心と体を整えることでしょうか。
メタルとプログレを聴きまくることは、震災後もまったく変わりません。
そういえば、震災後はTwitterなどのつぶやきに多くの悲観的なものが目につきましたが、
自分はあるときからは努めて、日常的な、いつもの音楽情報をあえてつぶやき続けました。

自分にはそれしかできない。
メタルとプログレ、バンド、そして創作活動と、
結局、大切なものは変わらない。いつまでも大切なのです。
死ぬまで頑張ろうと、そう思います。

災害による急激で甚大なダメージを負いつつも、
人の手による着実な復興は、悲しみの中からも少しずつ勇気と希望を生み出してゆく。

我々の日常が変わってゆく。
ゆるやかに、しかし確実に…
今年はそんな一年であった気がします。

我々は、それでも生きている。
そして来年もまた、生きる。
そうつぶやきながら、この年をまたぎましょうか。


            緑川 とうせい


12/30

昨日は渋谷ロックの心でメタル忘年会ということで、DJをやらせてもらってきました!

イタリアからSKYLARKのメンバーもやってきて、新作のリスニングタイムもあり、
僕は大好きなHELLOWEENやBLIND GUARDIANなどに加え、
ELPやPFM、KANSASなどのプログレや、日本のXやZIGGYなども流せて大満足。


ということで、楽しい年の瀬を過ごしつつ(さすがに後半は眠かったですが…)
いよいよ今年のメタルとプログレの年間ベストを発表です!


2011メタル総合◆ベスト30◆

OPETH「Heritage」
Wolves in the Throne Room「Celestial Lineage」
Silent Stream Of Godless Elegy「Navaz」
Amorphis「Beginning Of Times」
Leaves' Eyes「Meredead」
Blood Ceremony「Living With the Ancients」
Die Apokalyptischen Reiter「MorAL & WahNSInN」
Septic Flesh 「The Great Mass」
TORCHBEARER「Death Meditations」
MOONSORROW「VARJOINA KULJEMME KUOLLEIDEN MAASSA」

Suidakra「Book of Dowth」
Devin Townsend Project「Deconstruction」
VEKTOR「Outer Isolation」
SERENITY「Death and Legacy」
VERSAILLES「Holy Grail」
GALNERYUS 「PHOENIX RISING」
SERENITY IN MURDER
SAXON「Call to Arms」
REDEMPTION「This Mortal Coil」
Scale The Summit「Collective」

ANIMALS AS LEADERS「Weightless」
Anomalous「Ohmnivalent」
Amon Amarth「Surtur Rising」
FALCONER「Armod」
Arkona「Slovo」
Thulcandra「Under a Frozen Sun」
Nightrage「Insidious」
INSOMNIUM「One for Sorrow」
MANIGANCE「Recidive」
ROYAL HUNT「Show Me How to Live」


2011メロパワ/シンフォニックメタル部門◆ベスト10◆

SERENITY「Death and Legacy」
GALNERYUS 「PHOENIX RISING」
MANIGANCE「Recidive」
ROYAL HUNT「Show Me How to Live」
VOYAGER「The Meaning Of I 」
BLOODBOUND「Unholy Cross」
Wizards 「The Black Knight」
Power Quest 「Blood Alliance」
RIOT「Immortal Soul」
SYMFONIA「In Paradisum」


2011ゴシックメタル部門◆ベスト10◆

Silent Stream Of Godless Elegy「Navaz」
Leaves' Eyes「Meredead」
AKIN「Way Things End」
Draconian「Rose for the Apocalypse」
Stream of Passion「Darker Days」
AVA INFERI「Onyx」
IMPERIA「Secret Passion」
Midnattsol「Metamorphosis Melody」
Battlelore「Doombound」
AUTUMN「Cold Comfort」

2011メロデス/ブラック部門◆ベスト10◆

Wolves in the Throne Room「Celestial Lineage」
Septic Flesh 「The Great Mass
TORCHBEARER「Death Meditations」
SERENITY IN MURDER
Amon Amarth「Surtur Rising」
Thulcandra「Under a Frozen Sun」
Vreid 「V」
Deafheaven「Roads to Judah」
Nightrage「Insidious」
INSOMNIUM「One for Sorrow」

2011正統派メタル部門◆ベスト5◆

SAXON「Call to Arms」
VICIOUS RUMORS「Razorback Killers」
PORTRAIT「Crimen Laesae Majestatis Divinae」
HELL「Human Remains」
WOLF「Legions of Bastards」

2011プログレメタル部門◆ベスト5◆

REDEMPTION「This Mortal Coil」
Scale The Summit「Collective」
MYRATH「Tales of the Sands」
ARCH/MATHEOS「Sympathetic Resonance」
ELDRITCH「Gaia's Legacy」

2011スラッシュ部門◆ベスト5◆

VEKTOR「Outer Isolation」
Believer「Transhuman」
EXMORTUS「Beyond the Fall of Time
DESTRUCTION「Day of Reckoning」
Artillery「My Blood」

2011デスメタル部門◆ベスト5◆

Pestilence「Doctrine」
VADER「Welcome To The Morbid Reich」
FLESHGOD APOCALYPSE「Agony」
DEICIDE「To Hell With God」
Morbid Angel「Illud Divinum Insanus」

2011フォーク/ヴァイキングメタル部門◆ベスト5◆

Amorphis「Beginning Of Times」
MOONSORROW
「VARJOINA KULJEMME KUOLLEIDEN MAASSA」
Suidakra「Book of Dowth」
FALCONER「Armod」
Arkona「Slovo」

2011個性派系部門◆ベスト5◆

Die Apokalyptischen Reiter「MorAL & WahNSInN」
Devin Townsend Project「Deconstruction」
ANIMALS AS LEADERS「Weightless」
Anomalous「Ohmnivalent」
Between The Buried And Me「The Parallex: Hypersleep Dialogue」

2011日本のバンド部門◆ベスト5◆

VERSAILLES「Holy Grail」
GALNERYUS 「PHOENIX RISING」
SERENITY IN MURDER
LIV MOON「Golden Moon」
陰陽座「鬼子母神」


2011プログレ◆ベスト20◆

...And You Will Know Us By the Trail of Dead「Tao of the Dead」
White Willow「Terminal Twilight」
Mars Hollow「World in Front of Me」
IONA「Another Realm」
Steve Hackett「Live Rails」
Steve Hackett「Beyond the Shrouded Horizon」
TRANSATLANTIC「More Never Is Enough」
Amplifier「The Octopus」
AGENTS OF MERCY「Black Forest」
The Tangent「Comnn」

HAKEN「VISIONS」
Wobbler「Rites at Dawn」
FROM.UZ「Quartus Artifactus」
NEAL MORSE「Testimony2」
GLASS HAMMER「Cor Cordium」
KARMAKANIC「In a Perfect World」
Touchstone「City Sleeps」
KNIGHT AREA「Nine Paths」
Presto Ballet「Invisible Places」
Gosta Berlings Saga「Glue Works」


*各作品の詳しいレビューについてはこちらのページでご覧ください

今年はメタルとプログレ合わせて646枚のCDをレビューしました。
来年もまた素晴らしい作品たちに出会えますことを!


12/12


ジャーマンメタルセッション無事終了しました!



おりしも↑皆既月食の翌日となった昨日、
総勢24名もの猛者たちがアキバの音楽館に集い、
熱き血潮をたぎらせるジャーマンな大セッションが繰り広げられたのでした。

ハロウィンにブラガー、ガマレーにヘブンズ・ゲイト、クローミング・ローズなどなど。
自分はもうブラガーでヘロヘロでしたが、じつに楽しかった。

まさかのIRON氏が飛び入りで“I Want Out”コーラス歌ったり…
むしろギター持ってきてたら弾かせたかったぞ。…タダじゃムリかw
そういや、もうすぐ新作が出るとか。今月のBURRN!にレビュー出てたね。

以下、Disk Unionのメルマガより
■LIGHTNING/Justice Strike(2,700円)12/13発売
IRON-CHINO<G>率いる国産正統派メタル・バンドの3rdフル。
※disk unionオリジナル特典:未発表音源CD-R + サイン会/握手会参加券
※サイン会/握手会は12/18(日)14:00〜当店2Fで開催


しかし、 セッションの運営というのは勉強になりますね。
常に大勢の人間を見ながら、なるべく自由させてあげつつもスムーズに進行するように気を配らなくてはならない。
演奏面での反省はもちろん、もっとたくさん人に声をかけたりして、さらに盛り上げられたかなとかあとで思ったり。
でももちろん、自分が進んで楽しむ姿勢が一番大切なんですよね♪

動画をちょっとだけお見せしちゃおうかな。
出来はともかく、熱き魂は伝わるかと。笑

HELLOWEEN /Victim of Fate
HELLOWEEN /March Of Time

こんな感じで
とても濃密な4時間でした!
ご参加のみなさまありがとうございました〜♪

次回はクサメタルセッションやります!


10/20


恒例の秋の温泉旅行へ行ってまいりました。


半年ぶりの箱根に到着♪
半年前は震災の直後で人もまばらでしたが、ずいぶん活気が戻ってきていました。


山を上って強羅へ


宿に到着。小洒落た感じのモダンな旅館です。

周囲をちと散策。坂道にひーこらいいつつ部屋に戻り浴衣に着替えてまったり。、
ひとっ風呂浴びてから夕ご飯です。

このあとカニやら天ぷらやら、盛り沢山でおなかいっぱいですわ。


そして夜の露天風呂へ。にごり湯の源泉掛け流しは最高の泉質でした♪



朝になりました。部屋からの眺めです。紅葉にはまだちょっと早いかな。


朝ご飯。焼きたてのクロワッサンが美味しかった♪


朝風呂サイコー!


お洒落なロビーでくつろぐ私



散歩しているとにゃんこを発見。親子かな。


かわゆいです


彫刻の森美術館にまた来たよ。


色っぽい銅像や


勇ましい銅像もあり


ウシ(?)になど負けるかい!


ああシュールで


いつ来てもステキなところです


迷路にてたたずむワタクシ


脱出をこころみます。
このあと連続写真を撮影し、一回目の膝強打。


この意味のなさこそ芸術


そんなに泣かないで。またきっと来るから!

小学生の団体でたいへんにぎわう彫刻の森美術館をあとにし、

芦ノ湖に来たぜ


湖は神秘的なまでに曇っていた。風はこごえるほど冷たく頬を切り裂いてゆく。


大いなる湖を前に己の小ささをかみしめながら、人生を思う。
このあと、自らの限界に挑んだ最高の面白写真を連続撮影。Facebookにて公開予定です。


喫茶「やまぼうし」のアップルパイとモンブランでひと息
明日加さんには会えず残念でしたが、サイフォンでの淹れたてコーヒーはやっぱり絶品♪


また来るぜ、箱根!

このあと、ナビの不調で夕メシを食いはぐれ、東名の渋滞に巻き込まれつつ、
トニー・マカパインを軽快にBGMにしながら東京まで戻ったのでした。



10/3


昨日は吉祥寺のクレッシェンドにメタル系ライブイベント
「TRILOGY OF FATE vol.2」を見に行ってきました。

フレッシュネスバーガーにて、バンドメンバーと合流し、いざ会場へ。
すでに1バンドめのMysterious Priestessが始まっていました。
サウンドはヴァイキングメタル風のメロデスという感じで、
激しい疾走をまじえつつ3拍子のクサメロがなかなかいい感じでした。

さて、2バンドめはなにかと思っていたら、なんとセッションタイム。
SKYWINGSの演奏陣をバックにANCIENT MYTHのVoさんが歌い、
ANCIENT MYTHをバックにKnights of RoundのVoさんが、
Knights of RoundをバックにSKYWINGSのVoさんが歌うという、
普段はなかなか見られないステージにお客もノリノリ。

2バンドめはKnights of Round
剣を手にしたヴォーカルさんは、どこかのディナーショウで演歌を歌いそうな感じの衣装。
しかし歌うのは、クサメロたっぷりのファンタジーメロスピ!
ツインギターはハモりまくりで疾走する、まさに日本版クサメタルでした。


3バンドめはSKYWING
ひとことでいうと、V系になったドラフォー/ソナタという感じで、
メンバーさんも若くて活きがよく、爽やかかつキャッチーに疾走しまくっておられました。
自分はすでに足が疲れていたので後方の壁際に寄り掛かって見てました。写真撮れず。
最後の曲はとくに爽やキャッチ〜で良かったです。

トリを飾るのはANCIENT MYTH
なんだかんだで、けっこうライブ見てるんですよね。
これまでSwallow TailやEary Crossstなどと対バンしてたから。
美女ヴォーカルさんのロマンにあふれた歌声で聴かせる、
ゴシック的な雰囲気も持ったシンフォニックメタルサウンドで、
前のバンドがちょっと爽やかすぎた分、むしろ落ち着いて楽しめました。


そして、今回から新加入という、これまた美しいシンセ奏者さんにも釘付けでした。
そのプレイは随所にワタワタしつつもw、シンフォニックな美麗さをバンドに加えていて、しっかり雰囲気に馴染んでおられた。

今後も頑張っていただきたいですね!

こうして、ライブが終わったのは22時半。
なんかライブって見るよりやる方が楽だわ。立ちっぱで疲れるよりツーバスドコドコで疲れたい!
ということで、我々Radiant Soulのライブも、いよいよ来月に迫ってきましたよ。
この日フライヤーに入っていたVRAINさんらと一緒に出演させていただきます♪
11/13(日)西川口ハーツにてお会いしましょう!


9/20


昨日は沼袋Sanctuaryの『秋のプログレ三夜祭』というライブイベントへ行ってまいりました。
なにせ、4バンド中、3バンドが知り合いというからには、これは行かねばなるまいて。

無性にコーヒーが飲みたくなって会場付近の喫茶ミカドへ寄ろうとしたら、
なんと月曜が定休日…嗚呼、せめて祝日くらいは営業して欲しかった…
泣く泣く商店街を歩いて戻り、ドトールへ入りました。
そんなことはどうでもいい。
のんびりコーヒー飲んでいたら開演時間になっていた!
会場へ入るとちょうど1バンドめが始まったところでした。

◆VELMENTIA

相変わらず冒険への旅を思わせるノリノリの雰囲気で、
パワフルなツインギターと疾走感、素晴らしいヴォーカル歌声で聴かせる、ファンタジックメタルぶり。
ただ、ハコのせいかツインギターがラウドでうるさかったのと、ドラマーさんのツーバス連打のブレが少々気になってしまいました。
楽曲的には激しいものもよいですが、せっかくの歌声をもっと活かすような、キャッチーなミドルテンポのナンバーや、
バラード曲などをもっと聴きたかったと個人的には思いました。演奏の勢いやノリは素晴らしいだけに…もったいないなと。
というか、むしろ、ヴォーカルのユタさんにこそロマンあふれるプログレハード曲がすごい合いそうな気がした。
またセッションなどでぜひよろしくです。いつか一緒にロマン派メロハーバンドでもやりましょう!
http://velmentia.web.fc2.com/home.html

◆EARLY CROSS

今日は2バンドめでしたか。なにやらいつもと違う感じのスタートだなと思ったら、新曲だったのですね。
いつもながらに雰囲気たっぷりのステージで、メタルとプログレとロックのはざまをゆく、
そのハイブリッドなサウンドは、曲が始まったとたんにその世界観に引き込まれます。
安定感とダイナミズムを兼ね揃えたドラムと、ツインギターの絶妙のコンビネーション、
ときに70年代風味を盛り込んだギターリフにもしびれます。
そして、紅一点ナターシャ嬢の存在感と、その青い炎のように凛とした歌声は、
バンドの音にはかない優しさを付け加えてうっとりとさせてくれます。
次回は11/13日に月兎さんとのツーマンということで、長い曲もたっぷりやるとか。
とても行きたいです〜…しかし、僕もその日は西川口でライブなのでした。涙
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=early_cross_band

◆Angel's Ladder

かつてのNOVELAを思わせるような、キャッチーなメロディの正統派のプログレハード。
じつはCDは先にレビューしましたがバンドさんを生で見るのは初めてでした。
いやー、思っていた以上に良かったです。なんというか、しっかりと練られた楽曲には無駄がなく、
絶妙のタイミングでメロディックなギターソロが入り、そして長すぎない間奏でまとめあげる。
素晴らしいハイトーンのヴォーカルさんと、ムーグシンセを掻き鳴らすシンセさん、
脚線美もステキな女性ベースさん、手数は多くてもうるさくならないドラムさん、
みなさんテクニックとセンスを兼ね揃え、そしてステージングやMCを含めての見せ方もさすがで、
しっかりとバンドの方向性を理解しているという、見事な一体感が感じられました。
これぞ、現代に甦った、ノヴェラを受け継ぐロマン派プログレハード。今後の活動にも期待です!
http://homepage1.nifty.com/YYZ/AL/

◆BARAKA

ベース、ギター、ドラムというトリオ編成のインストバンド。
これが凄かった…トリオという最小限の編成はよほど腕に自信がないと難しいのですが、
このバンドが描き出すのは、いわばPLANET X的なプログレッシブなフュージョンロックを基本としながら、
繊細さとダイナミズムの両方を含んだサウンドで、テクニックはもちろん、その表現力に引き込まれるのでした。
絶妙のタメを効かせつつ、タムやシンバルの1音1音まで、存在感がある音を叩き出すドラムさん
…なんというか、タムを叩くだけでそれが「表現」になっているのがすごいんですね。
そしてギターさん…即興たっぷりでストラトキャスターを弾き鳴らすさまは、まるで70年代のミュージシャンの生き残りのよう。
己を表現する…ライブという、まさしくそのもの。曲はすべてインストでしたが、飽きることなく最後まで圧倒されました。
すでにアルバム9枚とは…なにげにもうベテランだったのですね。いままで知らなくてスミマセンでした!
http://www.barakarock.com/japan.htm


今回は、プログレイベントということでしたが、4バンドともまったくタイプが違っていて面白かったです。
前日には五十嵐(angie)久勝さん、永川敏郎さん、中嶋 一晃さんという豪華メンバーが集ったGO!MAN-ZA
Marge Litchなども出ていたので、そちらも見たかったですねえ。

いやー、やっぱりライブっていいなあ!


9/18


昨日は「ファンタジーロックフェス」という名を借りたプログレコンサートに行ってきました。



川崎駅にて、急遽来てくださることになったマイミクさんらと合流、
会場となったクラブチッタに敷きつめられた座席はすでにけっこう満員で、
その7割強はプログレというよりは、やはりゲームミュージックファンとおぼしき若者たち。
ふふふ、キミタチ、プログレの罠にかかりおったな。

なにしろ、開演前や休憩のBGMに、
アルティやらPFMやらイルバレやらゴブリンやら、イタリアンプログレの濃い音楽がかかりまくりですから、もうにやにや。
PFMの「River of Life」が流れたとき、近くを通った若い女性客が「これ誰の曲?」と言っていたのが印象的でしたw

さあ〜、いよいよプログレイベントの幕が開く!
まずはコナミで音楽をコンポーサーをしている軌道共鳴黒沢ダイスケさん率いるバンドから。
わははwいきなり、KING CRIMSONの「RED」ですよ!ヘヴィかつテクニカルな演奏が格好良い。
その後もジョン・ペトルーシなみにテクニカルフレーズを連発する黒沢さん、
ベースの人はどこかで見たことあるなと思ったら、FANTASMAGORIAでも弾いている人だった。
そういやこの前シルエレで見ましたよ。ドラムの人もかなり上手いし、迫力ある演奏でした。
ゲームの曲もいくつかやりましたが、むしろテクニカル・プログレメタルファンでも楽しめそうな感じでした。

各バンドの換装の間には、ストレンジデイズの岩本さんが現れて、
植松さんや遊佐さんと対談のようなMCで、上手く間をつないでいました。
10/10のNHK FMのプログレ三昧の宣伝なども含めて、とにかくプログレ押しの内容でしたわ。笑
そうそう、それから驚いたのは、WORLD DISQUEのN店長が偶然僕の隣の席に座ったこと。
横からいろいろとマニアックな情報も教えていただきました。

次に登場は日本が誇る歌姫、遊佐未森さん
遊佐さんのステージを生で見るのは初めてだったのですが、とてもお綺麗で可愛らしい方でした。
のっけからケイト・プッシュの「天使と小悪魔」の1曲めでスタート。その絶品の歌声、表現力に引き込まれます。
オリジナル曲も挟みつつ、「少年の瞳を持った男」、そしてラストの「嵐が丘」と、
その動きや表情も含めてケイトになりきっていた遊佐さん…素晴らしい歌声に聴きほれました。
これが見られただけでも来た甲斐があった!
ちなみにバックバンドでギターを務めていたのは、なんと今堀恒雄さんでした(トライガンとか好きだったなあ)

さて、隣でどんどん酒臭くなるN店長を尻目に、いよいよ桜庭統さんの登場です。
いままでおとなしく座っていたお客がにわかに立ち上がりだし、桜庭氏の人気ぶりをうかがわせます。
今回、ベースはGERARDの長谷川さんが忙しいらしく(サンホラ関係ですか?)、野間口さんという方が代役をつとめていましたが、
ドラムの中村さんの安定感とともに、変拍子まくりの見事なアンサンブルを聴かせてくれました。
そして、桜庭さんは…相変わらずオルガン&ムーグシンセの鬼という感じで、
激しくアナログキーボードを弾きまくるお姿は、ますますエマーソン化…というかGERARDの永川さん化しているような。笑
いやー、まったくもってプログレ!ゲームミュージックなんてウソだ!笑…そう思うくらいの演奏ですね。
とくに新作ミニに含まれるというオリジナル曲は、本当に好き勝手にプログレを作ったというような素晴らしいもので、
ゲームミュージックを聴きに来たらしい少年たちは呆気にとられていた模様。まずはELPから聴きたまえ!
もっと聴いていたかったですが、今日はフェスなので1時間ほどのステージ…それでも充分濃密でしたがw

トリはみなさんお待ちかね、植松伸夫先生率いるEARTHBOUND PAPAS
THE BLACK MAGESのCDは持っているのですが、植松さんの生演奏を聴くのはこれが初めて。
まるでドラクエに出てくる長老のような出で立ちの植松さんはじめ、
他のメンバーさんもファンタジックな衣装に身を包んで、これから冒険の旅に出るというような雰囲気でした。
男女混声の合唱隊が現れ、リードをとるのはGERARD、ARK STORMの佐々井康雄さん。
息のあったコーラスの重ねと、バックの演奏の見事さで、その世界観に引き込まれます。
美人女性チェリストとのコラボでは、美しい生チェロの響きにうっとりし、
ベリーダンスを踊る美女が登場すると、その妖艶な踊りにもう釘付けでした。
QUEENの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」のカヴァーは、美しいコーラスの重ねを完璧に再現する様は圧巻でしたし、
植松さんがオルガンを弾きまくり、佐々井さんが熱唱するRAINBOW風のハードロックには会場は大盛り上がり、
ラスト曲は合唱隊の歌声が不思議に響きわたるプログレッシブなサウンドで、もうJ.A.シーザー状態という凄さでした。
そして鳴りやまない手拍子の中、メンバーさん再登場。
アンコールを2曲披露して、4時間を超えるコンサートは大団円を迎えたのでした。

いやー、凄かった。濃密だった!
とてもプログレだった、そしてすべてはロックだった。
クリムゾンとケイトとクイーンのカヴァーをこんな豪華なメンツで聴けるライブなんてないだろうし、
ゲームミュージックというものの可能性…つまりそこでは
プログレも70'sハードロックもまだまだ生きているのだという、
そんな不思議な感慨も味わいました。

プログレ、ゲームの垣根を軽々と超えていたこのイベントは、大きな意味において価値があると思ったし、
ここにいる若いファンが、少しでもプログレ、ロックに興味を持ってくれるのなら、こんなに素晴らしいことはないですよね。

4時間座りっぱなしで今日は腰が痛いです。笑
ご同行くださったみなさまもお疲れさまでした!


KING CRIMSON「RED」を聴きながら…緑川とうせい


8/24

お散歩がてらに撮った黄昏の空

雲の流れがとても綺麗でした。









8/12


連日の猛暑ですでにぐったりですね。

暑くて早く起きてしまうので、自然と早寝になり、
むしろ健康的にはいい感じのサマータイムモードになってます。


窓から見えるサルスベリの花が綺麗です。
ピンク色の花が、夏の風を受けて、嬉しそうにゆらゆら揺れています。
ここは2階なので、けっこう高くまでたくましく育ってますね。





俺も猛暑には負けていられない。
明日はメタルとプログレ飲み会です♪



7/18


昨日は、吉祥寺シルバーエレファントにプログレライブ見にゆきました。

〜PROGRESSIVE LIVE 2011〜

1バンドめはMARS

女性シンセ奏者のいるキーボードトリオで、
EL&Pを思わせる、古き良きロマンの香りただようサウンドでした。
新潟のバンドで、じつに9年ぶりに東京のライブへの参加とのことで、
そのピュアなプログレへの愛には、今後も頑張って欲しいと思いました。


2バンドめはおなじみ、Early Cross

ヴォーカルのナターシャ嬢のクールビューティな雰囲気と、
演奏陣のかもしだす抜群のアンサンブルと一体感、
ブリティッシュロック的なアナログ感覚と、メタリックなヘヴィさ、
そして薄暗い叙情性が強固な世界観となって、聴き手を引き込みます。
METALLICAのカヴァーを含めて、聴き応えたっぷりの見事なステージでした。

3バンドめはfantasmagoria

女性ヴァイオリン奏者をフロントにした、軽妙なプログレを聴かせるバンドで、
楽曲の展開の仕方はイタリアのバンドを思わせる面白さがあり、
クラシカルでありながらもジャズロック的な軽やかさがあるのも素敵でした。
イタリアのプログレフェスティバルへ出演する直前のライブということでしたが、
なまで見られて良かったです。


ライブ後は、オシャレなイタ飯店でピザとワインを堪能


窯焼きのピザ生地が絶品でした!



そして、その後は新宿へ移動。
カラオケにてなでしこジャパン決勝戦を応援するのです。

知人のタトゥー美女と、以前対バンとしたバンドのギタリスト、
それに初対面の空手家にフランス人という、
なかなか濃いメンツが集い、一緒になでしこを応援!

試合時間までだいぶあるので、
持ってきていたLIGHTNINGとMANOWARのDVDを見て気合注入です。

いよいよ試合開始!
いやー、やっぱりアメリカは強かった。
フィジカルもスピードもあって、序盤はかなり厳しい戦い。
後半先制されるも、なんとか追いついて延長戦突入。

もう、ハラハラどきどきですわ。
なんど立ち上がり、声を上げ、手をたたいたか。

さすがに、延長で先に点を入れられたときは、
これは厳しい、と思いましたよ。正直。
しかし、終了間際のコーナーからの澤の見事なゴール!!
鳥肌が立ちました。みんなで顔を見合わせて大声を上げました。

そしていよいよ最後のPK戦…
相手のキックをキーパーがことごとく防ぎ、いよいよそのときです。
だって…ワールドカップですよ。世界一なんですよ。
にわかには信じがたかった。

最後、熊谷選手のキックが決まったときは、
我々は新しいレジェンドを目にしているのだと、そう実感しました。


なでしこジャパン、世界一!!

眠気をガマンしてオールした甲斐がありました。
感動をありがとう!


7/2


昨日はGONGのマリンバ奏者、ブノア・ムーランの来日コンサートを見に行きました。

先日腰を痛めてしまって、歩くのもやっとという感じだったのですが、
なんとか東高円寺にあるセシオン杉並というホールに到着。

会場には、プログレのアーティストを見に来たというお客よりは、一般の方たちの方が多かったような。
この日は、ブノア・ムーランと、上野信一&フォニックス・レフレクションというパーカッションユニットとの共演で、
スデージ上には、多数のマリンバの他、ドラムやパーカッションが並んでおりました。

演奏が始まると、優雅なマリンバの音色とリズミカルなその演奏に引き込まれます。
当たり前なのですが、パーカーション、つまりリズム楽器でもありながら、
同時にメロディも奏でられるというマリンバの特性を目の当たりにして、
日頃聴いているメタルやらプログレとは違う、音楽の魅力というものをまたひとつ発見した思いです。


そして、いよいよブノア・ムーラン登場
上野信一さんとはフランスの音楽学校で同期だったということで、
とてもフレンドリーな二人のやりとりが会場をなごませます。
フランス語によるMCでは、日本の地震や、福島の原発問題など、
日本の子供たちを思いやる言葉もあって、ブノアさんの暖かな人柄が感じられました。


ブノア・ムーランさんのソロタイム
マリンバの音色による弾むような美しいメロディが印象的でした


後半では、ギターの高橋誠さんやシンセなども加わって、よりロックっぽくなり、
GONGのナンバーも披露してくれ、プログレファンも大喜び♪
変拍子をたっぷりと盛り込んだ楽曲でも、一糸乱れぬ演奏で、そのアンサンブルはじつに美しかった。


これだけのマリンバの多重奏を生で聴いたのは初めてでした。
しかもロック、プログレとの融合が面白かった!


コンサート終了後、マリンバの群れをまじまじと観察


原子力おことわりのバッヂを発見。笑

帰りは高円寺のYonchome Caffeまで歩いて、
どうしてもまた食べたかった絶品のタコライスを食し、ハイネケンを飲んでほっと満足。
楽しいひとときを過ごして帰宅いたしました。


そういえば、このイベントの主催であるUsakuma Recordsさんは、
先日レビューした一ノ瀬大悟デュオのレーベルさんだったのですね。あとで気づきました。汗
招待券をいただいたPoseidonレーベルの増田さんには帰りがけご挨拶いたしました。
このような貴重なアーティストを応援してゆく姿勢には頭が下がります。

とても優雅な気分で楽しめたコンサートでした。
ありがとうございました!

6/27


昨日は沼袋サンクチュアリのメタルイベント
Evil Fantasy 2011に出演してきました!

出演
Radiant Soul
Darkness Rose
SwallowTail
EARLY CROSS


演奏前、ドラムセットにてポーズを決めるワタクシ


いよいよ始まるぜ、スタンバイしてメロイック!


演奏前のメンバーたち。
ちなみにギターは10代、ベースは50代という歳の差メンバーたちです。

さあ、いよいよ熱いメタルパーティの幕が開く!

…演奏中の写真も撮りたかったのですが、カメラを託せる人が見つからず。
ともかく、始まってからはもうなにも考えず、
己の熱き魂を音にするようにして、ただドラムを叩きました。

もちろん右脳ドラマーの自分は、本番でも違うフィルを連発。
メンバーさまを困らせた箇所もあったかと。笑
それでも、前回のようなバスドラのトンデモ系トラブルもなく、
最後まで無事に完奏できたので、ホッとひと安心。

毎週毎週スタジオ練習を続けていたせいか、
自分的にも、前回よりはいいドラムが叩けたかなと思います。
それでも、まだまだ頭に思い描くプレイには届いていませんがね
今後とも刹那の判断と感性を磨き、ヘンタイ系右脳ドラマーとして
精進してゆきたいです!


さて、続く2バンドめはDarkness Rose

女性ヴォーカルをフロントらした艶めいたゴシックメタルで、
さすがの演奏を聴かせてくれました

3バンドめはSwallow Tail

ヴォーカルAria嬢の壮絶なデスヴォイスと美しいソプラノのコントラストが凄いです。
ドラム、ベースのリズムの安定感も抜群!

そしてトリはEarly Cross

ウクライナとのハーフ美女、ナターシャ嬢擁するするプログレッシブ・メタルバンド
なんというか、もうこのバンドが演奏を始めたとたんに空気が変わった。
そこはもうヨーロッパか北欧か…その抜群の演奏力はもちろん、表現力が素晴らしい。

タメを効かせたドラムに乗る卓越したツインギターの絡みと、
メランコリックな浮遊感と気高さを併せ持った彼女の歌声…
そのバンドアンサンブルがかもしだす繊細な世界観に引き込まれる。
静寂と叙情、ときに青白い炎のような激しさとともに
プログレッシブでもあり、古き良きロックの味わいも内包しているという。
彼らの描く音世界はまたひとつ完成に近づいたという印象でした。


いやー、
こういう素晴らしいバンドさんたちと同じステージに立てたことが嬉しく思います。
自分の場合はあくまで、バンドは趣味の範疇なのですが、
やるからには常に、その一曲にすべてをかけるぜ的な燃え尽き精神で、
これからも刹那のドラムを頑張ってゆきたいと思いました。

ご来場のみなさま、ありがとうございました!
対バンのみなさまも、ありがとうござました!


6/24


先日6/19は秋葉原にて盛大なメタルセッションが行われました
見学を含め20人強の猛者たちが集い、熱くメタルパワーを炸裂させました。

以下演奏曲
*HELLOWEEN /Twilight of the Gods
*HELLOWEEN/Eagle fly Free
*GAMMA RAY/Heaven Can Wait
*GAMMA RAY /Tribute to the Past
*BLIND GUARDIAN/Somewhere Far Beyond
*Iron Savior /Titans of our time
*AVANTASIA/Reach Out For The Light
*Labyrinth/Thunder
*TURISAS/Battle Metal
*Gary Moore /Over The Hills And Far Away
*Deep Purple/BURN


バトル・メタルでヴァイキングな方々

オリジナルバンドのライブが翌週に迫っているというのに、
熱くドラム叩きすぎて手の皮が剥けました。爆

やはりメタルには己の魂を鼓舞し、燃焼しつくさずにはおれない、
そんなエネルギーを生み出す、途方もない力があるのですね。
天国のゲイリーに捧げる曲もできたし、
集まったメンバーたちの失敗を恐れない、漢の生きざまをしかと見ましたよ。
次回セッションも冬ごろ(?)やるぜ。


てなわけで、もう明後日はライブです!

こっちもぶちかますぜベイベー!

告知ページもよろ♪


5/7


過去3年以内のアルバムから、メタルとプログレ、
それぞれ必聴の名作というべきものを選んでみました(メジャーバンド除く)
約2000枚の中から選んだ20枚+2です。問答無用で全部聴いてくださいネ♪


◆プログレ2008〜2011年名作10枚◆

MOON SAFARI「Lover's End」

優しい叙情メロデイ満載の泣きの大傑作!
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MOON SAFARI「Blomljud」

上に同じのメロメロの泣きまくり大傑作!
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YUGEN「Iridule」

シリアスなクラシック風味とプログレの融合!
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...And You Will Know Us By the Trail of Dead「Tao of the Dead」

まるで映画のように壮大なるロック絵巻!
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MATS MORGAN BAND「The Music or the Money?」

コミカルかつアヴァンプログレの究極作!
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Deluge Grander「Form of the Good」

妖しいスケール感のミステリアスシンフォニック!
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BEARDFISH「Destined Solitaire」

オールドなレトロロック風のコンセプト的傑作!
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Wobbler「Afterglow」

北欧的土着性たっぷりのヴィンデージシンフォ!
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Riverside「Anno Domini High Definition」

モダンとレトロの融合、これが新時代のハードプログレ!
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CAST「Originallis」

クサいまでのメロディの濃密シンフォニック大傑作!
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次点
MOTORPSYCHO「Heavy Metal Fruit」

古めかしさとスペイシーな壮大さの絶妙のグルーブ感覚!
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◆メタル 2008〜2011年名作10枚◆
God Dethroned「Under the Sign of the Iron Cross」

ブルータルかつドラマティックな大傑作デスメタル!
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Barren Earth「Curse of the Red River」

北欧叙情たっぷりのプログレッシブデス!
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Ihsahn「After」

プログレッシブな感性が炸裂の芸術的ブラック!
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Between The Buried And Me「The Great Misdirect」

激しさとメロディアスさと、怒濤の展開力の濃密作!
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COHEED AND CAMBRIA「Year of the Black Rainbow」

素晴らしいセンス!これぞ新時代のプログレメタルか?
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Diablo Swing Orchestra「Sing Along Songs for the Damned & Delirious」

本気のスウィングジャズとゴシック、メタルが融合した異色傑作!
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Seventh Wonder「Mercy Falls」

類まれなる構築力。ProgMetalの新たな名作誕生!
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SERENITY「Death and Legacy」

よりシンフォニックな壮麗になった傑作!
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Insomnium「Across the Dark」

北欧叙情メロ満載の傑作メロデス!
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DARK SUNS「Grave Human Genuine」

OPETHを思わせる抜群のセンスのProgMetal!
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次点
Mekong Delta「Wanderer on the Edge of Time」

クラシカルな美を盛り込んだミステリアスな大傑作!
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オマケ
◆メジャー系メタルバンド 2008〜2011年名作10枚◆
Uli Jon Roth「Under A Dark Sky」
BLIND GUARDIAN「At the Edge of Time」
Sonata Arctica「Days Of Grays」
GAMMA RAY「To The Metal」
Leaves' Eyes「Njord」
SHADOW GALLERY「Digital Ghosts」
MARDUK「Wormwood」
CRADLE OF FILTH「Godspeed on the Devil's Thunder」
EQUILIBRIUM「Sagas」
LIGHT BRINGER「Midnight Circus」


4/12


なんか急遽新宿行くことになって、新宿御苑で桜を見てきました


満開を少し過ぎて散り始めていましたが、地面や池に落ちた花びらも綺麗でした

どうせならということで、それからさらに九段下まで行って、
北の丸公園から名所である千鳥ヶ淵の桜も見てきました


堀の水に映りこんだ桜も綺麗でした



ついでに御茶ノ水ユニオンに寄りたかったが時間がなかった。
ウチの近所のO宮公園もなにげに桜の名所百選に入っているので、
今年は3ヶ所も名所の桜を見てしまったことになります♪


4/11


あの震災から一ヶ月…
断続的に大きな余震が続き、いまだ安心できる日々が来たわけではありませんが、
そんな中、昨日は吉祥寺クレッシェンドにてライブをしてきました!


リハ中の写真


本番開始!


OPETHのTシャツ着てドラム叩く私

我々の魂の演奏で、一人でも楽しんでいただけた方がいたら幸いです。
同じ曲を演奏中に、なんと同じようにツインペダルの右のピーターが吹っ飛ぶという、
大きな余震的アクシデントが発生しましたが、なんとか乗り切れ…たのか?笑

ともかく、先月のサンクチュアリに続いて、震災直前と直後に、
ふたつのメタルの聖地にてライブができたことは、心に刻まれる思い出となりました。

ご来場くだすった方々、そしてご来場できなくても、ココロで応援くださったみなさま、
本当にありがとうございました!


4/8


今年もO宮公園の桜を見に行ってきました。


桜は8分咲きくらいでしたが、充分見頃でした。


池の浄化作業のせいで、水は干上がったまま。ちょっと情緒がないかな。
これが震災の影響だと勘違いした人もいるようです。


このあたりはほぼ満開。


綺麗でした〜♪


桜に向かってメロイック!

風は強かったですが、桜の花が舞い散る中をのんびりお散歩して、
楽しいひとときでした。やっと春が来ましたね。


4/2


東日本大震災、そして福島原発の事故の影響が続く中、
放射性物質が混じった水道水がなんだかとてもまずくなってきたので、
水と空気の美味い場所へ避難してきました。


箱根の町は震災や停電の影響からか、旅行客もまばらで閑散としていました


名水が流れる、強羅温泉の白湯の宿に到着


4階の部屋からの見晴らしは最高でした!


夕食を食べ
満天の星空を見ながら夜の露天風呂を満喫♪


早起きして日の出も拝みました


早朝の山景色を見ながら入る露天風呂は最高!

天気もよく、宿を出た我々は、


彫刻の森美術館へ来ました♪


テレビで見たことあるような像とか


CMで見たことある、こんなオブジェとか


こんなのとか…


こんなオシャレな感じのとか


こんなのも(像のタイトルは「密着」)


シュールな空間が広がっておりました


目玉焼き風ベンチ(?)に寝そべってみたりして


アートな世界を満喫しました


トイレがなんとなく原発の建物っぽかったので…笑

その後、例によって芦ノ湖へ
ひざまずいたおねえさんがサイフォンで淹れてくれる絶品のコーヒーを堪能♪


人のいない湖畔をのんびりと散策し、美味い空気をたっぷり吸い込んで帰って来ました。

都心に戻ってきたとき、また汚れた水と空気で生きなくてはならないのだと、
それでも、また頑張ってゆくのだと、己に言い聞かせました。

ああ、来週はもうライブだ。頑張ってゆきましょう!


2011 4/10(Sun) 
「LOUD & PROUD vol.260」
吉祥寺クレッシェンド

OPEN :17:00
START:17:30


出演
Radiant Soul
FAIRY MIRROR
VAMPIRE PLEDGE
G'EKKOU
Shiver of Frontier



3/13


マグニチュード9.0という未曽有の地震、そして押し寄せる津波によって
岩手、宮城、福島を中心に死者と不明者は万単位にのぼり、
新たな余震の恐れも消えぬなか、いまも多くの避難者が不安な時間を過ごしている。

じつは、金曜日の段階だと、まだこれほどの大惨事だったとは知りませんでした。
昨日の夕方、30時間ぶりに部屋に戻ったら、このありさまでした…CDがあぁ〜!!



金曜日の行動をここに書きますと…午後3時頃、僕は野外にいたのですが、
まず、近くの木の柱がぎしぎしと音を立て始めました。
最初は地震とは分からず「この柱、大丈夫かな」と思っていたら…
揺れはしだいしだいに大きくなり、あたりががくがくと震えだしたので
「こりゃでかい地震だぞ」と、その場をじっと動かずにいました。

揺れが収まるとばらくベンチに座っていましたが、
余震らしき揺れがまだときどき起こります。
それでも、まさかこのような大災害であるとは分からず、
辺り歩いているおじいさんなんかも、けっこう落ち着いていたので、
そのまましばらく散歩してました。トイレに入ったらまた揺れだして、
となりの人と「これは大変ですね、早くでましょう」という会話をしたりして、
それでもまだ、なんの情報もなくて、けっこうのほほんとしていました。

さて、そろそろ帰るかなと、駅に戻ると…地下鉄が動いてない。
これは大変だぞと、やっとことの重大さに気づきました。
ともかく寒いので、近くのファミレスに入り、ご飯を食べながら復旧を待ちましたが、
何度か駅を見に行ってもまったく動く様子はなし、
そうこうして夕方になると、道路は帰宅する仕事帰りの人々の列が…
電車が動かないということで、歩いて帰宅する人々の列…こんな光景は初めて見ました。

どうやらJRも動いていないということで、では歩いても今は意味ないなと、
ファミレスで夜を明かす決意をしました。その前に書店で都内の地図と食べ物を購入。
携帯もつながらないので、コンビニの公衆電話から10円玉で自宅に連絡。
ハンバーグとラーメン食べて、あとはただ待つだけ。
こんなときにスマートフォンなら、ツイッターなどもできるのですがね。
その後、午前3時くらいになって、丸の内が運行を開始したということで、
JR池袋までゆくことにしました。ここにいるよりは選択肢が増えるだろうと。

池袋駅に到着すると、地下の駅構内は多くの人々で溢れていた。
その場に座り込む人々、どうしたらいいか分からず立ちすくむ人々、
この深夜にこんなにたくさんの人間が、駅に集まっているというのは、とても異様な光景だ。
JRは当然のように復旧のメドはたっておらず、このままここで夜を明かすのも嫌なので外へ出る。

ネットカフェやカラオケボックスをあたっても、やっぱりどこも満員で入れず、
歩き回ったすえに、ようやく座れる居酒屋を発見。とりあえず朝5時までは居られる。
頼んだホットウーロンをすする間にも、ときおり揺れがあって不安になる。
朝5時になるときっちり店は閉店。仕方なくまた外へ出る。
池袋駅へ戻るがJRの復旧はまだ。地下の構内にはさらに人が増えていた。
ここにいても仕方ないと、歩いて隣のO塚を目指すことに決める。
人の多い池袋よりは、入れる店やマン喫かなんかがあるのではないかと。
夜明け前の暗がりと寒さのなか、通りを歩いてゆくと、しだいに東の空が明るくなってゆく。
橋の向こうにはスカイツリーが見えます。その方向へと歩いてゆく。
大塚の近くのコンビニでトイレを借り新聞を購入。
そこには「東日本大震災、M8.8世界最大級・大津波」の見出し…
そして、恐るべき壊滅的な被害を写した町の写真が。
これは本当に大変なことなのだと、はじめて認識した。

こうしてO塚駅に到着。駅員によるとJRの復旧は7時から8時とのこと。
それまでどこかで過ごさなくてはならない。近くのカラオケにテレビつきの部屋が空いているというので、
富士そばでかけそばを食べて(こんなにかけそばが美味しく感じたのは初めてかも)からカラオケへ。
さっそくテレビをつけると、大地震のニュースとその被害状況が飛び込んできた。
死者数百人、不明者数千人という文字、さらには炎上するガスタンクの映像に絶句、
これはかつて日本が遭遇したことのない未曽有の災害なのだと。
東北方面のマイミクさんなどの心配をしつつ、足止めをくらい、寒さの中を歩きながらも、
今は自分がただ生きていることを幸運に感じる。
朝8時になると、カラオケも閉店。駅に戻ってみても山手線は動かぬままです。


朝になっても動かない山手線

道路の方は比較的すいていて、こうなったらバスを利用した方がいいと判断。
御徒町ゆきのバスを待って、それに乗り込む。早朝ながらもバスは満員だ。
こうしてJR御徒町駅に着き、動いている京浜東北線に乗ろうとするが、
電車は超満員でぎゅうぎゅう…とても乗れない。車内からはみ出す人々を押してやり、
次の電車を待つが、またまた超満員で乗れず。これはもう無理だなと思っていたら、
ようやく山手線も来た。なんとかそれに乗り込み上野までゆく。

上野駅はさらに人、人、人でごった越えしていた。これではとても電車には乗れそうもないぞ。
改札の外にも数千はいるだろう人の列が…これはまた歩くしかないなと、駅を出ることを決意。
駅の外にもあふれかえる人々、こんな光景は初めて。その様子を思わず動画に撮ってしまった。

隣のU谷まで歩いて、ともかく休みたいとホテルへ入りました。
疲れていたので軽く仮眠をとり、その間に電車も運行が戻ってくるはずだと信じて。
少し休んだらずいぶん元気になった。地図を確かめつつ隣のN暮里を目指して歩き出す。
N暮里駅に到着。15時も過ぎていたので、電車の運行もずいぶんスムーズになり、
無事、O宮行きの京浜東北線に乗車できたとさ。ああ、ほっとしたー!
こうして16時すぎくらいに地元へ帰還したのでした。
崩れたCDで足の踏み場もない部屋に戻り、ともかく疲れたので、食事してすぐに寝ました。
何度も揺れを感じては飛び起き、テレビをつけて、そこに映し出される地震速報に恐々としながら。

今日になって、恐るべき津波の映像がテレビで流れ、さらには原子力発電所の事故に恐怖し、
刻々と増してゆく各地からの死者、不明者の数に心を痛めながら、
あらためて、この震災のもたらした恐るべき災禍の大きさに慄然とする思いでした。
いまはただ、不明者や被爆者の方々の安否と、少しでも多くの方の生存と、救出を願うばかりです。


3/7


昨日は我がメタルバンド、Radiant Soulのライブでした

RSとしては1年半ぶりのライブということで、緊張しつつもワクワクしながら、
いざ本番の演奏が始まると、もうラストまではあっと言う間。
終わってみて、どんなドラム叩いたのかあまり覚えていない…笑
ドラム叩きながら、曲のイメージに入り込んで一体化することをずっと考えてました。

当然ながら、練習のようにいかないことも多々あり、
その場をしのぐことも含めて、ライブというのはとても難しいし、
逆にそれだから面白いし、ホントいい経験になりますね。

あと、やっぱり自分たちが作ってきた曲、
世界で誰も演奏していない曲をやるというのは、
セッションとはまた違った喜びというのがあります。



しかしまあ、昨日は普段起こらないトラブルが頻出!
まず、リハのときに右手の指を怪我して血が吹き出して、
急いでバンドエイド貼ったけど、スティックが血でぬるぬるすべって大変だった。

本番では、曲の途中でゴースト入れようとしたら左手のスティックをポロりと落とし、
慌てて予備のスティックをつかんで事なきを得たと思ったら、
今度は右手のスティックが、グリップ部分から縦に割れて(普通起こらない)、ぎゃあ〜!
これも急いでスティック交換、もう予備がなくなったよ。

ラストの曲では、ツーバスを踏む、右のペダルのピーターが外れて吹っ飛びました。
瞬間的に左足を使ってパターンを踏みましたが、そんな練習してなかった。笑
間奏のシンセソロの間に、かがみ込んで部品を探すが、暗くてなかなか見つからない。
シンセソロ短くするんじゃなかったと思いつつ…ようやく部品を発見。
ちょっと遅れたが、なんとか疾走する前に間に合った。汗
いやー、ヒヤヒヤしましたわ。普段のスタジオでも、なかなか起きないことが重なるとは!

まあ、そういうトラブルも含めて「ライブ」なんですよね。
なので、やっぱり楽しかった。



あっと言う間に終わってしまった感じですが、

ステーシで思い切り音を出してみて、メンバーの個性が合わさり、
その結果として生まれるのが方向性というものであり、このパワーの向かうべき光の先…
それが見えてくるわけなんですね。

つまり、クラシカルでプログレッシブ、そしてドラマティック、
この3つのキーワードが我がバンドには今後も重要になると、そう再確認した気がしました。


次回は4月10日
吉祥寺クレッシェンドにてお会いしましょう♪



2/27


昨日はバンド練習後に、吉祥寺クレッシェンドに女性ヴォーカル系メタルイベント
「Witch's Sabbath vol.3」を見に行ってきました!

我がRadiant Soulのリーダーであるロキ氏と親交の深い歌姫、Ariaさんを擁し、
ウチでサポートしていただいているPuzzyさまも在籍していたSwallow Tailのレコ初ということもあり、
ツーバスドコドコ練習のあと、けっこうヘロヘロな状態でしたが、これは見に行かねばと。
駅のコインロッカーにツインペダルを預け、フレッシュネスバーガーにてひとときの休憩をしてから、いざ会場へ。

すでに1バンドめのAngersさんが始まっていました。
女性声のヘヴィロックという感じで、普通に楽しめました。

2バンドめがSwallow Tail

メンバーはベースとシンセが交代していましたが、そのサウンドは堂々たるもので、
ソプラノとデスヴォイスを使い分けるAria嬢の存在感はもちろん、新加入というシンセ嬢も、クラシカルな音色を奏でつつ
オペラティックなコーラスを巧みに加えていて、すでにバンドの顔となっているような感じでした。
ベースさんも音の迫力があって、ギターに負けていなかった。ドラムさんの安定感は言うにおよばず。
あのハイハット欲し〜!と本人にも言いました。笑

3バンドめはLyrical Life

異常なまでのテンションで、激しく聴かせるヘヴィロック。
包帯をまいた病的な風貌に、血糊をしたたらせてクマちゃんのヌイグルミを放り投げるヴォーカルさんがコワかった…
演奏の途中でステージから降りてきたキョーフのお姿を激写しました!笑

4バンドめはBlack Symphony

打ち込みのリズムを流しながら、艶やかなヴァイオリンが鳴り響き、
オペラティックな歌声を優雅に聴かせるクラシカルサウンド。メタル色はないので、
激しいバンドの後で耳を癒してくれました。ヴァイオリン嬢が素敵でした♪

5バンドめはSOUNDWITCH

テクノやトランス風味のノリをヘヴィロックと融合させたサウンドで、ドラムを含めた演奏のレベルはかなり高かった。
元気いっぱいの女性ヴォーカルと女性ギタリストの華やかさもあって、
これまでなかった踊れるヘヴィロックという新たなジャンルを確立させていた感じです。

トリはAncient Myth

今回はオリジナルメンバーでもあったドラマーさんのラストライブということでした。
演奏は、以前に見たときよりもさらに上手くなっていて、バンドとしての一体感と、
ソロパートも含めての魅せ所がしっかりとしていて、さすがという感じでした。
美麗なネオクラシカル・シンフォニックメタル。ヴォーカルのMichal嬢も美しかったです。
客席にいたら、なにげに目の前を通られましたがお声をかけられなかった…泣

こうして、全部が終わったのはPM10:30…
練習後の5時間のライブ観戦はホント足がツラかった…泣き顔

そうそう、会場でSwallow TailのCDを買ったら、新シンセさん手作りのストラップが特典でついてました。
CDのサンクスリストにも載せていただいて恐縮です。じっくり聴かせていただき、レビューいたします♪


さて、次は我々の番だ手(グー)
もう来週だよ!
http://metalprogre.web.fc2.com/11.03.htm


◆2011 3/6(Sun)
沼袋サンクチュアリ
「Screaming Assault vol.119」

OPEN 17:00
START 17:30

(RSの出番は19:00すぎくらいです)

続いて

◆2011 4/10(Sun)
吉祥寺クレッシェンド

こちらは詳細は近日!


Radiant Soulマイスペはこちら



2/18


いよいよ久しぶりのライブに向けて、忙しくなってきました。
昨日はマイスペースのカスタマイズなどをやっていました。
デザインやら写真のアップやらレイアウトやら、いろいろ楽しい。
海外の有名バンドとフレンドになったりして。
そのマイスペはこちら


以下、ツイッターでのつぶやきより

「開いている人と、閉じている、もしくは閉じ気味の人の差は大きいよねえ。
最近それが一目で…というか一行で分かるようになった。
俺も以前はけっこう閉じ気味だったのかしら。今となっては恥も外聞もない。
己の道を邁進、精進すること以外あまり興味がないというね。ようするに楽しいかどうかが全てよ。」

「あ、別に閉じてちゃ悪いということではなくて、
自分をさらけ出した方がずっと楽しいよぅ〜♪ということなのです。
結局「自己表現」などというのは、文章も演奏も創作もすべてそうだが、
己をさらけ出すこと、恥をかくことにほかならないので。
ストリッパーの気分で爽快に♪ってことです。笑」

「水晶剣伝説8「ロサリイト草原戦」280枚超。
やっと先の地図が見えてきた…苦しみの前進の向こうに扉はひらける。」

「貞子の黒魔術カフェ、俺も行きたい〜!
…じゃなくて、なんだぁこのヒキは!この展開で来週まで待たせるってか。
バッカヤロオォ!まあ、このままくっつかないことは読めるが。
ここで「黒沼は俺のモンだ」と言えばすむだろう。風早ぁ!
(久しぶりに「君に届け」の感想)」

「だぁ〜!どんだけニブいんだサダコおぉ!
好きでもない女にそんなに優しくするワケねえだろう。
風早もそこで抱きしめんでどうするよ!もう、ヤキモキする。
さっさとくっついてくれ…それじゃ終わっちゃうってか。もうっ!
(今週も「君に届け」の感想)」


こんな感じで、水晶剣書きつつ、アニメ「君に届け」にやきもきし、
CDレビューをし、バンドでドラム叩く日々でございます。

受験生諸君はそろそろ結果も出てきたころでしょう。
春までもうひと頑張り。幸運を祈る♪


1/30


優勝おめ!

李忠成「サッカーの神様はいると思います。一生懸命やった結果だと思います」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000012-spnavi-socc

交代して最初のシュートが優勝を決めるゴール。確かに持っているぞチュンソン!

個人的には大会MVPは長友、チームを引っ張った長谷部にやりたい
もちろん本田も良かったし、岡崎の飛び出しも効いていた。
チーム最年長である遠藤の落ち着きも光っていた。
中澤&闘王のいない中、吉田、今野、岩政のCBもよく頑張った。

そしてなにより、ザック監督の的確な選手起用は見事だった。
とくに決勝では岩政を入れて守備が安定、投入した李が最高の結果を出すとは。
それもこれまでずっとJリーグを視察し続け、短期間で日本人選手の特性を把握しようとしてきた成果だろう。
結局ザックは負けなかった。一番持っているのはアンタだ!


Q:今日の勝利をどのように分析するか? 
ザック「今日の決勝と準決勝までの戦い方は二つに分けて考える必要がある。
決勝までのチームは成長しながら、たくさんのチャンスを作る攻撃的なスタイルで、
素早いボール回しを特長とするチームとして勝ち上がってきた。今日の決勝に臨むにあたっては、
フィジカル面でギリギリだった。長谷部(誠)と本田(圭佑)と遠藤(保仁)は昨日の1回しか練習に合流できなかった。
岡崎に至ってはそれすらできない、ほとんど歩けないような状態だった。
長友も韓国戦で足を踏まれて別メニューだった。そんな状況で試合をしなければならなかった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000032-ism-socc

痛みや怪我がありながら、120分戦い続けた選手は本当に逞しかった!


Q:交代のときに選手や監督といろいろと話していたが、その内容は? 
長友「誰がどこに入るのかを監督と話した。今ちゃん(今野)をボランチに上げるという話だったが、
(ピッチの)中で話し合った結果、今ちゃんを左サイドバックにして俺を上げるという方がいいんじゃないかということになった。
監督から話が来たあと、選手で話して今ちゃんを左に持っていく方がいいと監督に言って変えた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000026-ism-socc

なんと、あれはザックの采配ではなく、選手の判断だったのか!ますます素晴らしい。


*アジア杯優勝のザック・ジャパン。今、海外でもっとも評価されている選手はコイツだ

「あらためて見ても、本田にはゴールを決めそうな雰囲気があるんだよ。
体が強くて、スピードがあって、何よりゴールに向かう姿勢がある」(イギリス・PAスポーツ記者のニコラス・ブリッジズ氏)

「本田はめったにボールを失わない。香川とは年齢の違いもあるけど、本田のほうが完成された選手だという気がするんだ。
プレミアでも十分通用するよ」(イギリスのサッカージャーナリスト、レオ・ホエニグ氏)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110130-00000302-playboyz-socc




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昨夜の韓国戦は、激闘の末にPK戦で辛くも勝利!


いやー、ザック監督は持っているねえ!
戦術で失敗しても負けないんだから。

5バックにして守備隊形にする時間が早すぎ。
香川も下げて、守備メインで時間かせぎもして。
しかし、それで失点しちまっては、こりゃ完全な失敗だろうさ。

PKで勝ったからいいものの、この程度の韓国には90分で勝って欲しかった。
前半飛ばしているときに逆転できなかったのが悔やまれる。いい形が何度もあったんだから。

前半は完全に日本のゲーム。
後半に疲れてスペースがあいたが、一日休みの多い日本なんだから、
最後まで相手を圧倒して、ボールを回して欲しかった。

それでも、交代で入れた細貝がPKを詰めて入れたり、
前の試合で失点の多かった川島を使い続けて、その結果、PK戦でファインセーブするんだからねえ。
やっぱり、ザック監督は持っているねえ。

しかし、審判のレベルはアホみたいに低いな。
お互いにつまらんPK与えるわ、ファールの基準も曖昧だわで。ドイヒ〜がまん顔

日本側だと、長友が一番良かったね。PK戦は外したけど。韓国の右サイド、車をかなり封じたし。
やっぱり攻守の運動量がすごい。
反対に内田はやっぱいまひとつかなあ。守備も攻撃も。

それから、遠藤の調子もイマイチだった。この試合ではタテへのチャレンジングなパスも少なかったし、ミスも多かった。
やはり、前の試合で足を痛めたのかね。
なんなら、次は萌ちゃんをスタメンで使ってもいいような。

そしてCBだが、
オーストラリアは韓国以上にフィジカルが強いから、いっそ岩政と吉田のツインタワーにしてもいいのでは?
今回も、相手がパワープレーをしてきたのは、上背のない今野だったからだし。
上手くすれば、中澤&闘莉王に負けないコンビにもなると思うが。

にしても、
今日は今野のファールのPKに始まり、最後は今野がPK決めて終わった試合だったと。お疲れサマ。
そして、試合中のPKはもう本田は蹴らないでくれ。爆

「PK戦でも真ん中に蹴ろうか迷ったが、まだ僕にそこまでの勇気はなかった」…本田談


とにかく、ここまで来たら優勝たのむよ〜!サッカー



ps.
オーストラリアは6−0ですと。
ウズベクってどうやってベスト4まで勝ち上がったんだろう?




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新年あけましておめでとうございます♪

今日は徒歩5分のところにある地元の神社に初詣に行ってきました。




紀元前473年に創建、武州六大明神の1つであり、2000年以上の歴史を誇る我が氷川神社は、今日も大混雑でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE

普段は広々とした参道には、ぎっしりと屋台が立ち並び、各地から訪れにくる参拝客でぎっしり。
抜け道を上手く使いながら、素早く境内に入り、合格祈願もかねた参拝をしました。

お参りを済ませてから、おみくじをひいたら「吉」でした。

「物事を忠実に行ない、私欲を持たず、人の為につくせば、末には大吉を得る兆(うらかた)なり。
後々は家富み栄え、子孫繁盛すべし」ですと。

病気…速に回復すべし
方角…南西がよし
待ち人…来る
縁談…よし
旅行…よし
勝負事…十にして八つ、九つ勝なり
商い…売買ともによし
学問…充分叶う

おお、なかなかいい感じじゃないの♪
これからも人のためにメタルとプログレをレビューしまくり、南西の方角にあるユニオンに通います♪

その後、ソースの香りただよわせる屋台には目もくれず、さっそく地元のCD屋へ。
ANGRA、Thaurorod、YOSOなどをゲット。本年の初買いです♪


ところで、まあ、今月の新譜が大変なことになってますヨ!

1/12
STRATOVARIUS

1/19
TEN 「Stormwarning」

1/24
PALLAS「XXV」

1/24
SIRENIA「The Enigma of Life」

1/25
MAGNUM「The Visitation」

1/25
Silent Stream Of Godless Elegy「Navaz」

1/26
Power Quest 「Blood Alliance」

1/26
HIBRIA「Blind Ride」

1/26
Bad Habit 「Atmosphere」

1/26
Turisas 「Stand Up And Fight」

1/31
Battlelore「Doombound」


*注目の新譜ページ
http://www.lily.sannet.ne.jp/midorikawa/cd.new.htm


…どうしよう。全部欲しい。笑


すでにもう、今年も買いまくりな予感です。

本年もひとつ、どうぞよろしくお願いいたします♪



              緑川 とうせい



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