水晶剣伝説 Y
あとがき


おまたせしましたー!
水晶剣伝説第6話「セルムラードの女王」をお届けします。

でも、前回よりは待たせなかったでしょ?笑
今回はけっこう真面目に書いておりましたから、なんとか5カ月ほどで載せられました。
うーむ、それでも去年の夏から始めたバンドやら、その他のことやらで
けっこういろいろ忙しくて、思ったよりはかかってしまいましたが。
じゃあ次回は4ヶ月くらいで完成を目指そうかな…ムリか。笑

というか、気づけばいつのまにかもう2010年になっちゃってましたよ。
遅まきながら、あけましておめでとうございますっ。
個人的にはなんだか、今年はいつになく気合が充実しておりまして、
やる気にみなぎっちゃっております。

思えば、去年の前半くらいまでは、精神的にもあまり元気がなかったのだけど、
バンドやセッションなんかで、いろいろな人々とかかわったり、
音楽を聴きまくったり、己の内なる言葉を詩にして表現したりと、
(詩のページ作りました。ぜひ見てみてください♪)
いろいろやっているうちに、創作意欲やら演奏意欲やら、その他の意欲やらが
わんさか出てきて、飲み会やら新年会やら、セッションイベントやらを
次々に計画したりして、今年はすでにけっこう愉快に過ごしております。
ああ、もちろん、小説も。

で、水晶剣の方はいよいよ、第一部の起承転結の「転」に差しかかったカンジで、
フィリアン女王に、謎めいた宰相のエルセイナも登場し、
レークや水晶剣との関わりが少しずつ見え始めてきたようです。
これからはまた大きな戦いが始まってゆき、国の滅亡や
登場人物たちの生々流転がどんどん描かれてゆくことになります。

いよいよ物語は、誰かれが別れたり、あるいは命を落としたりと
悲喜こもごものドラマにより、重さを増してくるかもしれませんね。
すでに、少しだけ7話を書き始めているのですが、
この7話の序盤で、僕がずっと描きたかった場面のひとつがやってきます。
ああ、涙涙…
いえいえ、こういう場面があるから、物語というのはステキなんですよ。きっと。
登場人物の気持ちになりきり、その悲しみやせつなさを痛いほどに味わう、というのも
ひとつの醍醐味ですからね。反対に、一緒に喜びや幸せに震えることもまた。

というところで、毎回同じこと言ってますが、
なるべく早く次回をお届けできることを、作者としてもせつに願っております。笑
だってバンドやって、セッションやって、CDレビューして…
去年よりいろいろ活動が増えそうなのだもの。
それでも小説、物語への情熱からは決して醒めませんのでご安心を。

思えば、去年は尊敬する栗本薫さんの訃報もありましたし、
いっときは悲しみにうちひしがれておりましたけれど、
自分もロマンの体現者のはしくれとして、人々に物語を伝えることを
人を楽しませる道化師としての己の使命として、
新たにまた頑張ってゆこうと、そう決意いたしたものです。
(そんなワタクシに、ご感想のメールをぜひ!)

ではでは、今年も頑張ってまいりましょう。
物語と幻想のロマンを夢と冒険の想像力にのせて…

そして、すべては、ときのながれのなかで



        2010.1/26 緑川 とうせい





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