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あとがき


おまっとうさまでしたー!
すいしょうけん第5話、ここにようやくお届け〜です。

前回のあとがきの日付を見てみたら…もう2年前ですと!!
ひゃああ。
なんという速さだ。ときのながれってやつは。

いえいえ…ただワタクシが怠惰なだけだったり…汗
でも、この2年はほんといろいろあったんですよう。

いやー、実質丸1年くらいはなにも小説が書けなかったり…
人生いろいろ、というような感じで。

まあでも、それも今思えば、あらゆることは人生の糧になるわけで、
悲しいことも楽しいことも、それらをすべて経験として取り込んで
表現の方に還元できれば、それもまたよしと。

しかし、
先日の栗本薫さんの訃報には本当にショックを受け、泣きました。
グインの続きがよめない…とか、
自分が目指し尊敬するお方というだけでなく、
この日本にロマンの火が消えてしまうのではないかと。
そう思って、泣きました。

しかし、ともかくも
生きている僕らがそのロマンの志を継いでゆかなくてはならない。
この世知辛い世の中にも、ロマンの灯を消してはならない。
そのような覚悟で、私もこの物語を書き続けたいと思っております。はい。

さてさて、小説の内容の方ですが、
タイトルどおり、今回は脱出しまくりのお話でしたね。
城から脱出して、山賊のアジトから逃げ出して、
監獄からは二度脱出と…まさに脱出づくし!笑

いやー、でも楽しいし、好きなんですよ。
脱出とか、旅立ちとか、自由とか、海とか風とか
馬に乗って共に旅立とうとか…憧れるんですよねえ。
しがらみを断ち切って、現状から抜け出すカタルシスを感じる。

てなワケで、クレイ少年やら、革命貴族ウィルラースやら
山賊ガレムに、女戦士のアドと、新しいキャラもいろいろ出てきて、
物語はいよいよ面白くなってきましたよ。

次回のタイトルは、「セルムラードの女王」に決まっています。
そうして、ジャリアと西側諸国の戦いは激しさを増し、
いろいろなものを巻き込んで展開してゆくのですね。

ああ、えーと、
次はなるべく早く書きたいと…いつもそう書いてますが…汗
そう思っておりますです。

遅々として進む物語ですが、どうか見捨てずにまたよろしくでございます。
ご感想のメールなどをいただけると、よりモチベーションも上がり、
書きたい気分が増すと思われます。なのでぜひぜひ!

ではまたお会いしましょう

すべては、ときのながれのなかで


                   2009.6/19 緑川 冬星



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