水晶剣伝説 V
あとがき



こんにちはー。緑川とうせいです。
いやー、やっと書きおわりましたよ。第三話!

な、長かった…。
いや、書き始めたのはもう1年以上前なんですか、なんやかやと、忙しかったり
やる気がおきなかったり怠惰だったりで、延び延びになってしまい、
我ながらなかなか宿題が片づかない気分で気持ち悪かったのですが、
こうしてようやく…やっと完成いたしたわけです。

たぶん、これを先に読む方もいないでしょうからネタバレですが、
物語はついに平和から戦乱の時を迎えようとしています。
騎士となったレークは、遠征隊の一員として動乱渦巻くウェルドスラーブへ赴きました。
そしてここから、本当に戦いが始まってゆきます。
レークやクリミナ、黒竜王子フェルス、そしてアレンが、
剣をとり戦ったり、暗躍したりと、リクライア大陸の中でそれぞれに動き始めます。
起承転結でいえば、「承のはじまり」といったところでしょうか。
これからはいっそうドラマティックな場面や、戦いと、あるいは残酷な場面、
恋のロマンスや冒険など、そうした場面が増えてゆくはずです。
本格的にこの物語が動きだすのは、今ここからなのです。

それから今回でてきた晩餐会のシーンですが、実は6年ほど前に、
この部分を単独の“外伝”としてオフセットの自費本(同人誌というやつ?)として出していたりします。
タイトルは「トレミリアの宮廷騎士」
レード公爵邸の晩餐会の裏で、なにが起こっていたのか
レークとクリミナに起きていたある大きな事件とは…
これを読めばそれらがちゃんと分かります。
本のほうはこちらのページから申し込めますので、興味がある方はぜひ!

さて、そんな感じで
物語の続きは、例によってまた遅くなるかもしれませんが、
ふと思い出した時にでもまたお立ち寄りください。
そして、「まだ続きが載っていないのか」、と私めの尻を叩いてくださってもけっこう。
ご感想のメールなどは、いつでも嬉しくお待ちしております。

それでは、
ようやく秋の涼やかさがやってきたこの頃
夜の夢の中で、物語の新たな構想が始まらんことを…
そして

すべては…ときのながれのなかで

                            2005.9/20 緑川 とうせい


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