水晶剣伝説U
あとがき



こんにちは。緑川とうせいです。
小説読んでいただきありがとうございました。

大長篇大河ファンタジー小説「水晶剣伝説」の第二話、「ジャリアの黒竜王子」です。
お読みになられて、たぶん前半と後半のギャップに驚かれたかと思います。
前半部はまだ平和なトレミリアでの、レークとアレン、それに女騎士クリミナの
その後の日々を描いたもので、三人のそれぞれの今後を映すような内容で
ほのぼのとした部分もありますが、変わって後半はいよいよ真打ち登場。
四人の主役の一人「黒竜王子」こと、フェルスヴァーレイです。

彼の冷酷かつ残酷な仕打ちの数々、そして亜人種であるシャネイ族への憎しみ。
そして村を襲うシーンなどは、少々刺激的な描写となってしまい、
もし気分を害された方がおられましたら、お詫びします。
ただ、この小説に関しては、私は描ける範囲での残酷な描写や、
ときには性描写をも織り込んでゆくつもりです。
異世界ものとはいえ、これからも私にとってのリアリズムというものを
エンタテイメント性を失わぬ程度に加えてゆきたいと思っています。

三話以降は、レークとアレン、クリミナ、そしてフェルスの四人を中心に物語は進みます。
そして、しだいに、それぞれの立場や運命によって四人の人生が変転してゆき、
冒険や戦い、愛や憎しみ、友情、裏切り、といった色々なものが生まれ
達成し、終結し、変わってゆき、そしてときは流れてゆきます。

なにしろ長い物語なので、私としてはつづきをどんどんと書いてゆきたいのですが、
なにぶん私はプロではないので、他にもしなくてはならないことや、
したいことなど、さまざまな時間に追われ、掲載が遅くなる場合もありますが、
ふと思い出したときにでも、また読んでいただければと思います。
それではまた!

すべては…ときのながれのなかで

                            2004.3/21 緑川 とうせい


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