水晶剣伝説 ]
あとがき


おお、おまたせしましたー!
水晶剣伝説第10話「大地のうた」完成です!

いやー、これでついに第一部が完結ですよ。
長かった…ホントに長かった〜!
最後の、「第一部 完」の文字を打ったときの、このなんともいえない感動…
ちゃんと書き始めてから15年、構想や習作の期間も入れると20年は軽く超えます。
その長い長い物語が、ついに完結…といっても第一部ですけど…したワケですから、
その感慨もひとしおというもの。ううう。
いやー、よかった。生きててよかった。コツコツ頑張ってきてよかった。涙

作品としては、今回けっこう場面転換が多くて、どのタイミングでどの国のことを描くかとか、
場所と時間軸を考えながら構成するのがけっこう大変でした。
たとえば先に書きたい場面を書いておいて(シリアンのくだりとか)、
あとから、適切な所へはめ込むという感じでしたね。これは新しいやり方だった。

個人的にはじつは、戦いの場面よりもむしろ、クリミナの旅立ちの場面とか、
あとは残酷ですけど、シリアンの場面とかがお気に入りだったりします。
女キャラになりきっているときの方が楽しいという…ヘンタイでスミマセン。笑
いやいや、もちろん、レークと王子の対決にも気合が入りましたよ。
リジェには可哀相だったけど、仕方ない、これも運命です。
ところで、ヒルギスの事は無視しちゃったけど、たぶん彼のことだから、
ちゃっかりと生き延びて、きっと優雅にお茶でも飲んでいるのではないかと。

ということで、草原の戦いもこれにて決着。
大陸にはいったんの平和が戻ったのでした。
めでたしめでたし…って、おい。
なにも決着してねえじゃないか。
水晶剣はどうなった?王子とレークの生死は?
などなど…こんなヒキですみませんが、
それは第二部をお楽しみにということで。

最後の方にちょっと出てきましたけど、第二部では、アレンとカシールや、
ジルト・ステイクやら、妖しい連中がいろいろ暗躍するし、
旅立ったクリミナの今後も心配…というか楽しみですし、新キャラも出るしで、
いろいろまた、壮大なドラマの伏線があるのですよ。ふふふ。
どうか、どうか、お楽しみに!

なるべく早いうちに取りかかりたいと思っています。
第二部完成は…10年で目指すぞ!

それではまた、お会いしましょう
すべては、ときのながれのなかで


ご感想のメールはこちらによろしく!



                 2013.5/14 緑川 とうせい






     HPトップへ          水晶剣伝説トップへ