ケブネカイゼ あとがき



こんにちは、緑川とうせい です。

小説読んでいただけてありがとうございます。
この「ケブネカイゼ」という作品は、実は10年くらい前に私が学生だったころ(笑)、
同人誌にのっけるため、まんがとして書いたものが元になっています。
その頃の私は、小説よりもむしろまんがを書くことに熱中していて、
今見るととても恥ずかしくて見返せないような稚拙なものですが、
それはもう若気の溢れ出る情熱とやらを、さわやかにぶつけていたのでした(笑)。

まあ、そのまんが自体はやはり未熟な部分が多かったのですが、
根幹となる話、テーマについては何年たっても惹かれる部分があって、
いつか完全な形で書き直したいな、と思っていたのであります。
そうして500枚ほどの小説となり、このようにリメイク(?)と相成ったわけです。

ちなみに「ケブネカイゼ」というのはスウェーデンの山の名前です。
同名のプログレバンドもありましたが、とくに関係はありません。
単になんか名前の響きが良いからつけました。

さて、今回の小説も「騎士見習いの恋」に引き続き、ベッドシーン込みの、
もしかしたら15禁小説くらいにはなっているようですね(なにをとぼけている!)。

たぶん作中のやや刺激的なシーンについては、
不快に思われたりする方が少なからずいるかもしれません。
また、「性」つまり「ジェンダー」というテーマに触れていることもあり、
そのあたりの「重さ」を私自身なるたけ真摯にとらえようとしたつもりでいます。

この作品を読まれた方は、はたしてどのようなご感想を持たれたでしょうか。
ご意見、ご感想、またご批判や指摘なども、なるたけちゃんと受け止めようと思っていますので、
メールをいただけたら幸せに思います。

また、いつものように、誤字脱字発見なども、ぜひ教えてくださいませ(笑)。

それからキルティスケブネカイゼのイメージイラストを描きましたので、よかったらご覧ください
(イメージが崩れるーという方は見ない方がよろしいかと^^;)。

それではまた。


                
                            2003.4/29 緑川 とうせい



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